4本の薔薇 IV【Fischer’s】

192.脳内メーカー part 3 ページ46

マサイside



ンダホが“譲葉 A”って入れてみた。

その結果に全員え？やらは？やら声が漏れる。

いや本当どういうことだこれ……？



『え、何その反応』

ンダホ「えーっと、リズハちゃんのフルネームで調べてみたんだけどね」

『うん』

ンダホ「今度も漢字1つだけだったんだけど……ねぇ？」

シルク「ヤベぇよお前これ」

ザカオ「どういうことかさっぱり分かんないんだけど」

『何の漢字が出たの……？』

マサイ「“国”だよ」

『国！？何それ！？』

モトキ「国って言ったら世界征服しか思い付かないんだけど。まさかこの企画でスーパーヒーローと魔王が誕生するとは……」←

シルク「何でそうなるんだよ！www」

『ちょっと、誰が魔王だよwww』



さっき出たシルクの結果は正にスーパーヒーローで、Aの本名の方の結果は魔王に近い。

シルクvsAってこと？

いや例えAが魔王でも俺はAの味方になるけどな！←



ンダホ「でもリズハちゃんって魔王ちょっと似合うよね」

ザカオ「分かる。ラスボス感あるし」

シルク「こいつに敵認定回されたらガチで危険だと思う」

マサイ「あー……」

モトキ「それにFischer'sの中で1番強いよね、色んな意味で」

『いやいや、身体的な強さだったらシルクくんの方が上じゃない？』

シルク「それは結構どっこいどっこいじゃね？それに頭の良さは群を抜いてお前が1番な訳だし、総合的に考えるとお前やっぱラスボスだわ」

マサイ「魔王の誕生か？」←

『人を勝手に魔王にしないでwww』

モトキ「じゃあリズハちゃんは魔王ってことでいいとして」←

『よくないよ！？』

モトキ「“国”ってリズハちゃんに合ってると思うんだよね。会社に色んな国籍の人いるって前言ってたじゃん」



それにAは国籍が違う社員でもコミュニケーション取れるようにって日本語と英語以外の言語いくつか話せるし、確かにぴったりだ。

国籍が違っても平等に接する力を独学で会得したA程“国”が似合う人はいないと思う。



『最初に世界征服って言い出したやつが言うセリフとは思えないんだけど。それで私に魔王のイメージついたらどう責任取るのモトキくん』

モトキ「正直すまんかった」

シルク「いいじゃん魔王www俺は気に入ったけどなwww」

マサイ「Twitterの名前に魔王付け足す？」←

『却下！！！』



却下されちゃった(´･ω･`)←

193.ガチ寝→←191.脳内メーカー part 2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す