117.君が幸せならそれでいい ページ20
モトキside
そう、
今Aちゃんのことが嫌いって訳ではもちろんない。
好きだけど、その好きはメンバーとして、仲間としての好き。
女の子としての好きじゃない。
再会した日、不思議と何も思わなかったんだよね。
ますます綺麗になったなぁとは思ったけど、あの恋が再燃することはなかった。
でも今はそれでよかったと思ってる。
だって、もしAちゃんのことをまた好きになってたら。
想像するのも怖い。
Aちゃんに好かれてるマサイが羨ましくて、自分でも何をするか分からないから。
Aちゃんとマサイはお似合いだと思う。
色違いのブレスレットをしてるのだって知ってる。
バレないようにしてるつもりかもしれないけど、メンバーと歩いてても2人がこっそりと手を繋いでるのも知ってる。
マサイがAちゃんにベタ惚れなのも知ってる。
Aちゃんがマサイのこと大好きなのも知ってる。
ほら、俺の入る隙間なんてないでしょ？
でもこれでいいんだ。
2人の幸せを壊すことなんてできないよ。
だって2人とも大切なメンバーだから。
Aちゃんとマサイには、いつまでも幸せでいてほしいから。
だから、俺はAちゃんが好きだったことをメンバー、ましてや本人に言う気はない。
優しい君を困らせたくないからね。
『Minami! Come to New York right now!!(ミナミ！今すぐニューヨークに来て！！)』
「It's impossible!(無理だって！)」
電話の向こうの声が聞こえて我に返った。
早口すぎて自信ないけど、多分今からニューヨーク来て、みたいなことだと思う。
それからも電話の向こうの声はダダ漏れだった。
『Boss! Please!!(ボス！お願いします！！)』
「Don't say boss only at such time!(こういう時だけボス言うな！)」
ぺけたん「ボスって聞こえた」
ンダホ「俺も…」
モトキ「ボスって呼ばれてんのかな」
ぺけたん「まあ実際Aボスだしね」
何があったんだろう。
電話の向こうの声は焦ってるような声だったけど。
何かトラブルでも起きたのかな。
「If you are that kind of mistake, you can do it without me!(お前ならその程度のミス、私がいなくてもどうにかできるだろ！)」
『Boss…(ボス…)』
「You can do it!(お前ならできる！)」
あ、最後のは理解できた。
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瀧(プロフ) - wwwさん» ありがとうございます！！これからも駄作者にお付き合いしてください…！！ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - 瀧さん» ほんとですか？！嬉しいいいいい！私頑張ります！！そしてまたこれからも星を押しつ図けます！！！ (2019年6月18日 22時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - wwwさん» 気分転換にしてくださってるなんて嬉しいです！英検準2級までいくと難しくなりますよね。次こそ受かりますよ！応援してます！！d(^_^o) (2019年6月17日 23時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
www - この小説見て気分転換！英検準２級落ちたんです・・・しかも三回目 (2019年6月17日 16時) (レス) id: 423bf3fc22 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - 弥生さん» ありがとうございます！そう言っていただけると書いてる甲斐があります(//∇//) (2019年6月15日 1時) (レス) id: 5c3fcd6700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2019年6月1日 2時
