119-気になること ページ19
────花の都にて。
討ち入りのための味方集めのためにAは賑やかな花の都内を歩いていた。
『…？何この行列』
少し先にはどこまでも続いている行列。
しかも並んでいるのは女ばかり。
並んでいた2人組に何の行列なのか聞くとうっとりとした顔で答えた。
「屋台そば屋だよ、サン五郎の“
『“十八番そば”…？』
「あんたも一度食べてみな！虜になっちまうよ」
『そうなんだ、教えてくれてありがとう』
サン五郎と聞いてサンジなのは分かったが、一応店を見てみることに。
列の先頭、店の方に向かってるとサンジの他に知った顔が3人いることに気付いた。
「あらA」
「ハッ、Aちゃーん！もしかして俺のそば食べに来てくれたのかい！？」
『え』
「え、違った？」
『ぁ、あー…いや、行列が見えたから来ただけで…』
「トラ男の姉ちゃんも一緒に食おうぜ！」
『えっと…お邪魔していいの？』
「？なーに遠慮してんだよ、来い来い」
“十八番そば”とはサンジがやっている屋台そば屋で売っているそばのことである。
屋台の側でロビン、ウソップ、フランキーがそばを食べていた。
ロビンの隣に腰を下ろすとすぐにサンジがそばを一杯持ってきた。
「お待たせいたしましたレディー」
『早っ…ありがとうサンジ君』
「ごゆっくり〜♡」
湯気を立てているそばは見た目だけで今まで食べたことのあるどのそばより美味しいのだろうと分かる。
まずは一口。
咀嚼して飲み込んだのを確認してからサンジは聞く。
「Aちゃん、お味はど〜お？」
『本当に美味しい…！こんな美味しいおそば初めて食べた！』
「Aちゃんの初めて、だと…！？
あァっ！幸せーーー♡♡♡」
「……分かっちゃいたけど、ブレねェなサン五郎」
「全くだ」
そばを啜りながらサンジを見る。
包丁捌きも素晴らしいが、料理をする彼の動きには無駄が一切ない。
(プロって凄いなァ)
そばだけでなく、ローが美味しかったと言ってたおにぎりも食べてみたいと思う。
あわよくば美味しいおにぎりの作り方を聞きたい。
しかし今はそれよりも1つ気になることがあった。
『……ねェロビン』
「何かしら？」
『サンジ君ってロビンのことは“ロビンちゃん”で、ナミのことは“ナミさん”って呼んでるよね』
「？ええ、そうね」
『じゃあ何で私は“Aちゃん”なんだと思う？』
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ライキ - 初めまして！すごく面白かったです！更新楽しみにしてます! (2022年8月17日 7時) (
レス) @page38 id: c3cdfe919e (このIDを非表示/違反報告)
水無月弥生(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)mとても楽しめました！続きを楽しみに待ってます！このご時世なのでお身体にお気おつけください！ (2022年2月12日 16時) (レス) id: 9fe8b56f99 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年1月4日 14時) (レス) @page38 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - シンアさん» 夢主は異名が白龍なので、は(→8月)く(→9日)りゅう、って感じで単純だけどいいや！と決めましたw 推しと誕生日同じだと嬉しいですよね！これからも更新頑張ります！！ (2021年10月22日 21時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
瀧(プロフ) - ゆみさん» 作者はサンジもローも推しなのでできる限りどっちも出しますd(^_^o) (2021年10月22日 21時) (レス) id: 6f454b9d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀧 | 作成日時：2021年10月6日 0時
