ただの大学生は小さくなった浦島坂田船を育てなくてはいけないようです。【歌い手】

にじゅうはちわ！前回につづき ページ31

そ「えっとまず、そのボウルに粉と卵と牛乳を入れて、混ぜて」

さ「はーい！」


ボフッ


さ「わっ、粉々〜〜」

はい、勢いよく粉を入れたさかたんは白粉状態と化しました


せ 「何やっとるんですか、さかたん」


う「ったく不器用だなぁw」

し「そういううらたさんも包丁危ないで？」


う「…うるせぇ」



______


ボッン！

え？しばらくしてした、大きな爆発音に僕らは 驚いた

…何があったの？


そ「おい、誰だ、電子レンジに卵入れたやつ」


さ「僕！」

何やってんのさかたん

さ「だって、ひよこさんってかわええやろ！Aあげたら絶対喜ぶと思うねん！」


やめて、そんなエンジェルスマイル向けられたら怒れない


さ「だから、あっためたんやで！ひよこさんおるかな〜〜」


……(さかたんは電子レンジを開けた


さ「…ぼっ僕のひよこさんがっ粉々に( ; ; )」

まぁ、そうなるよね


てか、君小5まで成長したのに
分かれよ…



そ「仕方ない、まぁケーキは無事焼けたしあとは盛りつければいいだけだから」


そんなことをしていればもう夕方

ピンポーン

さ「帰ってきたで！」

ま「じゃあ電気消すよー！」

ガチャ

sideA

『ただいまー』

あれ？真っ暗、みんな寝てんのかな

そう思ってリビングに足を踏み入れれば

「「「「おめでとうー！」」」」

パンパンパンッ

！？！？！？

待って！電気つけて！真っ暗のクラッカーは心臓止まるって！

パチっ

部屋の電気がつく

ま「おめでとう」

…はて？私なんかあったけ？

さ「A誕生日なんやろ！サプライズやで！」

…やば、私誕生日じゃん、こうしてまた老けたのね


『ありがと！嬉しい！みんな準備してくれたんだ！』


そ「ケーキも作ったんだぞ」

え！すごい！

私の前に差し出されたケーキ

…いちごの形が笑

し「そのいちごうらたんが頑張って切ったんやで！」

そうなのか！

『ありがと！すごく嬉しい』


う「べっ、別にお前の為とかじゃないし、坂田がやりたいって言ったから…」


ツンデレかよ



そ「はいはいそんなこと言わないの、ほらあれは？」





うしさせ「「「「A誕生日おめでとう、これからもよろしくお願いします！」」」

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