優しい彼の裏の顔【竈門炭治郎】【鬼滅の刃】

おワﾘ ページ24

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「さあ、こっちに来るんだ」




重い足を何とか動かして、私は竈門くんの元に寄る。
手には、赤い首輪が握られていた。

ぎゅ、と抱き締められると、ｶｼｬﾘという音と共に首に違和感を覚える。




「似合っている。」




目を細めて笑うと、竈門くんは力任せに首輪の鎖を引っ張った。



部屋に放り投げられ、ベッドに組み敷かれる。
もう抵抗も出来ない私は、されるがままだった。
手首には手錠を掛けられ、それはベッドに繋がれた。
足枷も付けられた。

まるで人形みたいじゃない。
もう苦しい。何も考えたくない。辛い。






「___っははははは！！！！
辛いよな？苦しいよな？もう、何も考える必要は無いよ。俺に身を委ねるんだ。快楽に溺れればいい。」


『…もう、私くるしまない？』


「あぁ、あぁ！
君はもう苦しまなくていいんだ。
さあ、俺と気持ちよくなろう？な？」









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わたしは炭治郎にいっぱいだかれたの。
きもちいいこと、たくさんしてくれたの。
アイシテル、って。
何度も何度もわたしにすきっていってくれた。





…あれ？わたしさっきまでなにしてたんだっけ？
クルしい、ツラいって、…おもってたきがする。






「何考えているんだ？
…大丈夫、君は俺の事だけ考えててくれ」


『うん、たんじろ、いっぱいいっぱいあいして？』


「ｸｸｯ…ああ、勿論だ。」





じゃらじゃら、オトがする。
これはね、たんじろーのあいのしるしなんだぁ。

たんじろーはネ、わたしにイーっぱいやさしクしてくれるノ。





『たんじろぉ、だぁいすきだよ』


「あぁ、俺も愛してるよｯｯ！
あぁｯｯ…！またあの時(・・・)の君が戻ってきたんだ！！！」









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