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17話 ページ18







ボーッとしながら竈門くんを待つこと数十分。
彼はお盆に何かを乗せて戻ってきた。




「お待たせ。
喉が痛いだろう?お粥にしたぞ」




あんたのせいだろう、と口が裂けても言えないけどそう思った。

掠れた声でありがとう、と一言呟いてお粥が入っているお皿とスプーンを受け取ろうとする。


すると、竈門くんは私にお粥を渡さずに、
自分の手で持った。





「疲れているだろ?
…俺が食べさせてあげよう」





竈門くんは有無を言わさず、お粥の乗ったスプーンを私の口元に運ぶ。




「…いやこれじゃあ食べられないな君は。」




そう言って竈門くんは私の口元に運んだスプーンを引っ込めて、お粥を一口食べた。

何をしているんだろう、そう思った瞬間、
竈門くんの顔がぐい、と近づいてきた。




「口、開けろ」




そう言って、私は素直に口を開けた。
すると竈門くんは唇を押し付けてきて、
どろりと、噛み砕かれたお粥が喉を通った。



…気持ちが悪い






「美味いか?」


『う、ん……』






本当は吐きそうだった。
…でも素直に頷かないと、また何かされる。

コクリと頷くと、竈門くんは満足気に笑った。


お皿が空になるまで、その行為は続いた。
水も、同じように飲まされた。






「従順な君はいいなァ…

俺に弱みを握られて、俺に抱き潰されて、ご飯だって俺に食べさせられてる…」





ククッ、と竈門くんは喉を鳴らして笑った。
その顔は歪んでいて、ゾッとするものだった。





「なぁ、悔しいか?苦しいか?

あぁいいなその表情(カオ)…俺に怯えているんだろう?
喉が潰れててロクに声も出せなくて…
ただビクビクと身体を震わせて俺に怯える事しか出来ないんだもんなぁ…ふふ」









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ソラ - いろいろ最高でした。これからも頑張ってください。無理はせずに頑張ってください。 (2020年12月24日 19時) (レス) id: 7e3430e7c8 (このIDを非表示/違反報告)
NENE - 最ッッッッッッッッッッッッ高!!!!最ッッッッッッッッッッッッッッッッ高!!!!!!! (2020年11月8日 16時) (レス) id: ca2dc89f1f (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - みんすけさん» ではでは、頑張ってくださいねぇ〜!!!応援してますよぉ!!!! (2020年4月8日 21時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
みんすけ(プロフ) - 善子さん» 全然大丈夫ですよ!!ありがとうございます! (2020年4月8日 21時) (レス) id: f8e74a4d73 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - みんすけさん» なんか、コメ欄でこんなにすみませんっ!!更新とか、忙しいですよね(´;ω;`)ピエン頑張れくださいっ!!!!応援してます!!! (2020年4月8日 10時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんすけ | 作成日時:2020年3月30日 22時

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