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｢たか、｣

｢は、なにそれ｣

｢っ、ん、ちょ、｣

ベットを目の前にすぐ重なる唇

割り込んできた舌の熱さを
もう嫌というほど知り尽くしてる俺の体

ダメだ、ダメだ、そう思う理性とは裏腹に
服を掴む手の力は強くなる


｢…光くん、ねぇ、俺に言うことあるでしょ？｣

｢っ、な、そんなの｣

｢ねぇ、あるでしょ？｣

｢…や、っ｣

頬を高木の左手が撫でて
そのまま顎にスライドした指が
クイッと俺の顎を上げて

｢…ならしてあげないよ、キス｣

｢っ、｣

｢はやく、言ってよ…俺の事どう思ってるの？｣

｢……す、き、っん、｣

｢やっと言ってくれた…｣

鋭い雄の目をしてみたり
優しい目をしてみたり

なぁ、そんな風にされたら俺、

｢…ゆうや、｣

｢ふふ、欲しくなっちゃった？｣

｢…ん、｣

｢素直なの方が可愛いよ、まぁ、いつもみたいなイヤイヤも可愛いんだけどね、｣


そのまま深いキスに翻弄されながら
押し倒される体はコレから起こる全てを期待している


もう欲しくてたまらない高木のこと
…でも、俺が好きになった気持ちを伝えたところで

お前は＿＿＿＿＿＿＿＿





｢っ、ねぇ、もっと、｣

｢はは、どうしたの積極的だね｣

｢…っせぇ、あ、っ、やぁ｣

｢っ、締めないで、｣



もう"酔っ払ってた"って口実がなくて
俺だけの気持ちが伝わってて…
高木の無駄にうまい嘘がなくなって



ここまできたら、ねぇ
お前のこと全て手に入れたいよ、俺。

.→←PINK(tkhk)

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