悪魔との復讐は終わらない

悪魔の契約5 ページ6

芽衣視線



え...？

この男今ここに住むって言った?!

芽「ど、どーしてここに?!」
楓「だってパートナーの家に住むでしょ？普通」
芽「いやいやいや、貴方の普通は悪魔での普通でしょ?!私は人間!!思春期の女の子なの！」

どーして私はこうもこの人といると完璧人間から少しアホっぽくなってしまうのだろうか...。

でも、この人は悪魔だったけど一応クラスメートだ

正直おとぎ話とか少女漫画？は読んだことないけどそれらしいこと今日だけでこの人にたくさんされたし！

これ以上そんな事されたら私の身も心も持たない。

楓「ん？なんか色々気にしてるみたいだけど俺、そんな家にいないと思うよ」

え？

楓「悪魔って結構大変でさ、芽衣が知らない間に色々しなきゃいけないの。」

芽「.......そうは見えないんですけど。」

色々しなきゃいけないって言うわりに今私の目の前にいる颯真は

私の部屋にあるテレビを勝手につけて、私のお気に入りクッション勝手に使って、私のベッドに勝手に寝そべっている

楓「まぁ、とにかくいきなりいなくなるって事よくあると思うけど気にしないでいいから」

芽「分かった？あっ、私お母様とお父様にあいに行ってくる。遅くなったこと謝らないといけないし、」

すると、"は？"と言う声が聞こえてくる

見ればじとーっとした目でこちらをみていた

楓「大丈夫だと思うけど？それに君アホ？アホなの？」

芽「な、なにがよ」

楓「だって遅くなってすみませんって家にいるのに言ったら可笑しいじゃん。それに俺がこの屋敷の住民の脳内をチャチャッといじっといたって言ったじゃん」

た、確かに正論なのかもしれないが...

芽「貴方の事信じれるわけないでしょ?!」

このクズ悪魔の事など信用できる訳ないじゃない!!

芽「だから行ってきます！」

ｶﾞﾁｬｯ

メ『あら、お嬢様お目覚めになったのですね！』

外に出ればメイドにでくわす

芽「お目覚めとは？」

メ『お嬢様がすやすやとお昼寝をしていらっしゃられていると聞いたのですが違ったのですか？』

あっ、もしかして颯真がそうしてくれたのかしら！

でも、完璧金沢芽衣はお昼寝なんてしないのに...!!

ま、まぁ、あわせておくのも悪くはないわね

芽「そ、そーでした。すみません、少し寝ぼけてしまって...」

あぁ、完璧金沢芽衣は寝ぼけもしないのにぃ!!

メ『ﾌﾌｯそう言うお嬢様も大好きですよ』
芽「あ、ありがとう」

ｶﾞﾁｬｯ

楓「ね？言った通りでしょ？」

ムカつくぅ！！！

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