悪魔との復讐は終わらない

悪魔の契約19 ページ20

律視線



律「それで頑張ってるんだ。」

今俺の目の前には機嫌の悪い颯真君

俺はあの後教室に戻ったのだが、颯真君１人不機嫌に帰ってくるからどーしたのか聞いたら

芽衣に今回満点とるって言ったらしい

詳しい事は話さないが颯真君が地理の教科書をすごいスピードで見る姿を見るとマジなのが分かる

でも、芽衣は大丈夫なのかな？

あっ、今颯真君の事で落ち込んでるかもしれないし俺が励ます？

それで芽衣がおちてくれたら最高じゃん!!

人間の恋愛でも言うらしいし、なんか落ち込んでるときに漬け込むといいてきな事を

まぁ、天使としてはどーかと思うけどバレなきゃ平気かな♪

俺は頭の中で計画が組まれたから立ち上がった

だが、

ｶﾞﾗｯ

芽「はぁ、はぁ」

そこには芽衣が登場

俺はその芽衣を見るなりｷﾞｮｯとした

なんか、黒いオーラをまとってるんだけど...。

芽衣は俺には目もくれずに席に座って地理の復習を始めた

そして、颯真君がﾁﾗｯと芽衣を見た時に二人が目があうとお互い睨みあった

え、なんか思ってたのと全然違うじゃん...。

もっとこう芽衣が今にも泣きそうな感じなのイメージしてたのに。

落ち込んでるんじゃなくて、

互いに絶対に負けないってライバル視して凄いことになってる。

『え、なにあれ...。』
『分かんないけど、なんか凄い。』

もう、目立ってんだよ!!お前ら!!

元々昨日君達が二人で話に行った時点で噂になってたし!!

二人とも美男美女でお似合いとか言われてるくらい目立ってんだよ!!

まぁ、取り敢えず他人のふりしとこ。

あと、好感度稼ぎに黒板消してこよっと

それで立ち上がって前に行くと二色を見付けた

二色は芽衣と颯真を見ている

そして

二「ﾁｯ、」

舌打ち?!

俺以外誰も二色に目もくれてなかったが、二色はなんだか悔しそうだった

裏の顔を普通にさらけ出しちゃうほどの事があったのか？

そう思いながら黒板を見れば女子がすでに消し始めていたが少し手こずっている

チャンス♪

俺はもう１つの黒板消しを持って消し始める

『えっ、榎本君！ありがとう!!』
律「大変そうだったからさ、そー言う時俺頼んな？」
『うっ、うん...//』

頼ってくれれば好感度稼げるからね♪

そんな天使活動する榎本律だった

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