第6話 ページ10
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中に入ると、既に入学生であろう人達がぞろぞろと並び始めていた。
｢じゃ、大貴。俺はちょっと校長先生と話してくるから、ちゃんと並んで待っとくんだぞ。｣
｢うん！わかった、行ってらっしゃい！｣
翔にぃは校長先生とお話をするとかで俺から離れていった。
どこに並べばいいのだろうかと、キョロキョロしていると、
｢……あれ、、大ちゃん……？｣
｢えっ？……りょう、すけ？え？なんで、、なんで！？｣
｢うるせえよ。俺もここから入学許可証が届いたんだよ！｣
｢……そっかぁ、、じゃあ、小さい頃の夢！一緒に叶えられるね！……ところでその男の子は？｣
幼なじみの山田 涼介が俺に気づいて話しかけてきた。
涼介の隣にはちっこくて可愛い男の子が。
｢あ、えっと！こっちがバカで5歳児の有岡 大貴！｣
涼介が俺の肩に手を置いて、俺の紹介をし、
｢おい、バカっていうな！｣
という俺のツッコミは完全スルーして今度は可愛い男の子の紹介に入った。
｢で、こっちのちっこくて可愛いのが知念 侑李！｣
｢………………よろしく。｣
ボソッと知念くん？が呟いた。
｢……あ、えと！有岡大貴！よろしくな！｣
｢……うん。｣
少しだけ知念くんが笑った気がした。
｢俺のことはなんて呼んでもいいから！えっと、知念、、でいい？｣
｢、、うん。よろしくね、……大貴。｣
｢………あ、うん！｣
｢あっ！やっべ！早くならばねーと！｣
｢あー！！ほんとだ！！早くしなきゃ！！｣
山田の焦った声に並ばないといけなかったことに気づいて急いで並び始めた。
…………そしてその後大声を出しすぎて怒られたことは言うまでもない。
ーーその後の教室にてーー
『あなた達！バツとしてホームルームの間、廊下に立ってなさい！』
｢……うう。なんで……｣
｢大ちゃんの声が大きいからでしょ！｣
｢…………なんで僕まで……｣
｢｢……ご、ごめんなさい………｣｣
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NICO - 私が好きな魔法のお話だ！これからの話、楽しみにしてます！更新、頑張ってください！(^^) (2019年7月18日 10時) (
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作者名：choco | 作成日時：2019年6月30日 23時
