赤 瑛一 ページ5
「イィッ!!!!最高だ…!ゾクゾクする…!」
「それやめてもらっていいですか。」
今日は瑛一とショッピングにきている わけだが、私が試着を見てもらったのが間違いかもしれない。
周りの視線が痛い。恥ずかしい。
「瑛一それほんっとにやめて!?」
「ん?何故だ。褒めているだけだろう。」
「その褒め方…!!個性的すぎるその褒め方!周りの視線が痛いから!」
彼は少し 感情の表現が変わっている。というか 変態臭いのだ。これも彼らしさなのかもしれないが、外ではやめていただきたいものだ。
「ん〜迷うな。」
「何と迷っている」
私が迷っていると彼がそう尋ねてきた。
「こっちのシンプルな黒の長めのワンピースか花柄のワンピース」
「そうだな。どちらも お前にはぴったりだが…この赤のワンピースはどうだ?一度試着をしてみてはくれないか?」
「いいよ〜」
私は彼が選んだワンピースを試着することにした。
試着してみると思ったより 膝丈が短かったが、とても可愛い。中には黒レース、外には黒のベルト、オフショルのワンピースになっている。
「(ワンピースはかわいいけど、少し派手すぎかな…私は似合わないかも…)」
と思いつつも 一度彼にみてもらうことにした。
「ど…う…かな…」
「………」
「瑛一…?」
彼は下を向いて黙っている。やはり 変だったのだろうか。やはりやめておこう。と試着室のドアを閉めようとしたときだった。
「ぃ…」
「え?」
「イィッ!!!最高だ!!とても似合っているぞ。A綺麗だ!やはり お前は俺の色が良く似合う。」
「ほんと…!?ずっと黙ってるから似合わないのかと思った…」
「?何を言っている。お前が似合わないわけがないだろう。綺麗だ。」
と 整った顔が近づいてくるもので 眩しい…。顔が良すぎる…。彼がこんなにも褒めてくれるもんで 私は とても嬉しかった。
「これお会計してくるね!」
「いや、俺が払おう。俺が選んだからな。」
「いやいいよ!そんなことさせられない。私が自分で買う。」
「俺からのプレゼントだと思えばいい。」
そう言って彼は 私の手からワンピースを とりそのままレジへ行ってしまった。
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実胡斗 - 遅れてすみません!大和の片想いでお願いします!!! (2019年9月9日 14時) (レス) id: 77ca809016 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - リクエストで中の人繋がりでヘブンズのナギくんが古銃のエカチェリーナコスをするシチューエーショウをお願いします (2019年8月24日 16時) (レス) id: 94c7124623 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 大和で片思いのほうは 夢主か大和 どちらが片思いのほうがよろしいでしょうか? (2019年8月22日 3時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 実胡斗さん» 実胡斗様 初めまして。リクエストありがとうございます!承知致しました! (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - テディさん» テディ様初めまして。リクエストありがとうございます!承知致しました! (2019年8月21日 22時) (レス) id: ec8c8e18b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そうめんまる | 作成日時:2019年7月25日 11時