質問 ページ14
色々聞きたいことがあるけどとりあえずひとつ。
｢さくまくん、めぐろくんに質問です。｣
さ･め｢｢はい。｣｣
ぴしっとする2人に少し笑いそうになる。
でも、笑ったらダメ。これは私にとってとても重要で真剣な話だから。
｢…2人は周りの人に見えていますか？｣
ら｢ふっ笑｣
おい、らうーるくん、笑うなよ。こっちは真剣なんだよ。
で、当の本人たちはというと、キョトンとした後、笑いだした。
さ｢見えてますか？は初めて聞いたぁ！もちろん見えてます！｣
よかった。これで変なやつって思われないで済むわ。
ねぇちょっとみんな笑いすぎじゃない？てか、めぐろくん？あなたツボにはまったの？何が面白いわけ？
ちょっとしてみんなの笑いが収まったところでようやく説明へ。
そんなに笑う要素あったかなぁ？
さ｢簡単に言うと、俺たちは妖精の状態から人間に変化することが出来ます！｣
なるほど？
さ｢で、人間になっている時は周りに見えて、妖精の時は見えません。…んー、どうやったらわかりやすいかなぁ…｣
そう言って悩むさくまくん。…あ。
｢ちょっとカメラを2人に向けるから、私がいいよって言ったら元に戻ってもらっていい？あ、ひかるくんも一緒に！｣
多分この方がわかりやすい。
さ｢はい！｣
め｢はい。｣
ひ｢了解｣
3人にカメラを向けると、
｢身長差…｣
身長差という問題が生じた。
ふ｢すごい体勢だぁ｣
かなりきつい体勢なのだけど、全身おさめないと、戻った時見失うから。
今のところ写ってる。
｢よし、いいよ！｣
私がそう言うと、キラキラとした光と共にカメラの画面から3人の姿が消えた。
もちろん、私の目には妖精になった3人が見えているのだが、カメラの画面には3人は写っていない。
なるほど。
とりあえず、納得したので体勢を戻す。
と、ここで新たな疑問が生まれる。
｢他のみんなは人間になる事ができるの？｣
ら｢もちろん！｣
あ｢出来ます！｣
ふ｢俺が人間になるとモテまくr((ひ｢ふっか、そういうのはいらない｣…すみませんでした。｣
みんなどんな感じなんだろ。すごい気になる。
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