夢主を救う為に、今日もKZは想い続ける1

3 学校 ページ3

Aside

学校の帰りのHR
先生「笹原、後で職員室に来い」

えっ
何で〜
めんどい

西原「じゃあ、後でね。A、頑張ってね」




職員室
コンコン(ドアを叩く音

『失礼します。先生、何のようですか？』
先生「おっ、やっと来たな。単刀直入に言う。お前が良ければ、秀明に入らないか？」

え？

先生「お前は、成績はいつも学年トップじゃないか。親御さんと相談して入ってみろ」

暇だし、入ってみようかな




家
『お母様、秀明という塾に入りたいのですが、よろしいですか？』
母「勝手に入っちゃて構いません」

あっ、あっさりOKだ
入塾テスト受けなきゃ




秀明の入塾テスト本番
結局、ノー勉だ〜
まぁいいや

「開始」

カリカリ(鉛筆を動かす音

『終わりました』

難しいって聞いたけど、簡単だった
ラッキー
先生「早いな。自信はあるのか？」
『ん。まぁ、あります』
先生「今日はもう帰っていいぞ。後日また来い」
『分かりました』



後日、秀明
先生「笹原、お前」

え？私何かしましたか？

先生「満点合格だ」

変なとこで区切るなよ
勘違いするだろ

先生「笹原のクラスは三ツ谷Cだ。テキストはこれな。明日から授業あるから、来いな」
『はい』
西原「A〜、合格おめでとう」
『何で知ってるの？』
西原「だって。すっごい、噂されてるよ。美人が入塾テスト、満点取ったって」

え？美人？
意味わかんね

『あっ、そうだ。柚葉、秀明を案内してくれる？』
西原「いいよ」




カフェテリア
アーヤside

若武「諸君よくぞ集まってくれた」

周りを見ると、いつもの反応
皆、もう呆れてるじゃん

その性格どうにかなんないの？
それにも関わらず、喋り続ける若武

若武「皆、噂は聞いてるよな」
「「「「「あぁ／うん」」」」」

若武「その美女に会ってみねぇか？そして、良かったら、探偵チームに」
黒木「反対」
上杉「右に同じ」
若武「遮るなよ」
若武「皆、反対なんだな。もう帰る」

カフェテリアを出ていこうとする若武
帰っちゃう
どうしよう
隣を見ると、小塚君もおろおろしている
ついにドアの近くへ

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