【鬼滅の刃】たとへ世界が変わっても、君が愛しいことは不変につき (ページ9)

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【キメツ学園】藤咲先生はトリプルスキルページ9

英語教諭の藤咲A先生は胡蝶カナエ先生と並んで人気のある先生である。

ハーフで、金髪に青い瞳の外人特有の整った顔立ちをしている。
無表情であるものの、物腰は柔らかくたまに見せる微笑みに撃沈する男子生徒が後を絶たない。

ただこの人、色々と規格外である。

英語だけではなく、科学と1部物理も兼任しており仕事も倍であろうにクマひとつ作らないのだ。

更には看護学校も卒業しており臨時の養護教諭もできる。

アホみたいに資格を持っている上に嘘みたいに仕事速度が早いのだ。

来年はクラス担任にもなるのでは……?と噂されている。普通なら忙殺されてしまいそうだが、この人ならそつ無くこなしてしまいそう。というのが、皆の見解である。

胡蝶先生とは同級生であり、キメツ学園が母校だ。そして言わずもがな2人揃って当時の三大美女として数えられていた。

そんな藤咲先生だが、彼女も(一応)人間である。
顔に出ないなりに疲労のサインはいくつかある。

「先生〜、科学の授業なのに物理のプリントわたってます、間違いですか?」

「先生、途中から授業が英語になっててわかりません」
「科学の授業は日本語でお願いします」

「そこ、寝てはいけませんよ」
「ヒィ……先生疲れてる時はチョーク投げないでください、軌道がいつもより正確に脳天狙ってます」

「藤咲先生、それ俺のコップな」

日頃凡ミスなんてしない彼女がここまでくると、確実に徹夜続きである。
産屋敷理事長は早く人員確保してください。

★★★

藤咲A

キメツ学園きってのハイスペック教師。
英語と科学の先生。
物理はカナエ先生とクラスを半分こ。

妹がいる。

間違いなく美人。

冨岡先生とは無表情先生として並べられ、過去にどちらがより無表情でいれるか、睨めっこ三本勝負が起こったことがある。

薬学部の顧問であり、マッドサイエンティストな1面もある。
美術室爆竹事件の片棒を担いでいる。

変質者は耐えないが、危機感のないカナエを見て
『私が守らねば』と使命感を覚えたため截拳道(じーくんどー)を嗜んでおり、喧嘩は強い。

ある日カナエに軟派してきた執拗い男を殴り飛ばしたら、たまたま名のある喧嘩番長だったため一時期不良に絡まれる日々を送ることに。

だがしかし、彼女は強かった。

ー[完]ー

売られた喧嘩は買う。
慈悲はない。

不死川実弥とは互いに下の兄弟を出汁に外野に嵌められ殴り合いをしたことがある。
その後共闘でその元凶をぶっ潰した。