Eight ページ10
私は体が揺れるような感覚と冷たく吹きつける風を感じて目を覚ました。
どうやらサイドカーに乗っているようだ。
隣のオートバイには大きな男の人が乗っていてその腕の中にはハリーが眠っていた。
？「おお、お前さん起きたんか。
もうちょっとで目的地に着くから説明するのはちょっと待っちょれよ。」
男の人は私の事をみてそう言った。
私はその人を見て原作を思い出した。
彼はルビウス・ハグリッド。
ホグワーツで森番をしていたはずだ。
ハリーの護送をしているということはこれからダーズリー家に行くのだろうか。
しばらくしてオートバイは下降し、ある家の前に降り立った。
？「ハグリッド、やっと来たね。」
銀色の長い髭に半月メガネをかけた老人が声をかけてきた。
あの人はおそらくアルバス・ダンブルドアだろう。
ハグ「遅くなって申し訳ねえ。ハリーは眠っちまったがAは途中で起きたみてえだ。
説明をする前に連れてきちまったからダンブルドア先生から説明してくだせえ。」
ハグリッドはそう言いながら私をサイドカーから降ろしてくれた。
ダン「そうじゃな。しかし、夜が明ける前にハリーを預けた方がよいじゃろう。
ハリーと一緒にAも預けた方が本当は良いのじゃが、Aは他の魔法使いの子供よりも魔力が強いから制御できるようにならねばならぬ。
じゃからわしの知り合いに預かってもらうよう既に手はずが整っておる。
A、兄弟で離れ離れになってしまうがそれでも良いか？無論、2度と会えない訳では
ないし、此処は安全じゃ。」
それでも良いか？と聞かれたが、既に手はずが整っているらしいので選択肢はない。
？「まあ、アルバス！まだこの子は3歳の子供なのですよ！さっき両親を失ったというのに弟とも離れ離れにするおつもりですか！それではAがかわいそうです！」
厳しそうな女の人がダンブルドア先生に向かって怒っている。
ミネルバ・マクゴガナル先生だろう。
A「大丈夫です、マクゴガナル先生。」
そういうと3人はとても驚いていたようだった。
マク「あなた、どうして私の名前を知っているのですか？今私は名乗っていない筈ですが…」
…どうやら間違えてしまったようだ。
こんな段階で記憶の事を言うつもりはなかったが、言わなければならないようだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アル(プロフ) - 更新は自分のペースでしてください。続きを楽しみに待っております！ (2021年9月8日 9時) (
レス) id: 9d6aaa69fb (このIDを非表示/違反報告)
アディル(プロフ) - お久しぶりです！更新遅くなってすみません、、、。ゆっくりと更新続けていきますので、お暇な方は読んでみてください！ (2021年6月4日 20時) (レス) id: f254f8e9d9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 早く、続きを、読みたい 。 (2020年12月1日 17時) (レス) id: f9666272d1 (このIDを非表示/違反報告)
くま - とても面白い作品です。これからも更新楽しみにしております。 (2020年7月4日 23時) (レス) id: c1f2e4e83a (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年7月4日 17時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アディル | 作成日時：2020年3月18日 23時
