51th floor ページ2
side.流星
神ちゃんはそのまま俺らに背を向けて帰って行った。
…大毅は。
流星「まだ小雨やから。急いで帰ろ。」
大毅「…ん、」
静かに泣いてて。
やっぱり訳は分からんくて、
でもとりあえず家まで連れて帰らんと、濡れてまう。
大毅の傘の分も開いて渡して、
やっと、歩き出して。
雨はみるみる強くなってく、
流星「うわ、めっちゃ雨かかる、！
これ傘の意味ないやん、」
大毅は泣いたまんま、なんも言わん。
淳太「雨すごかったやろ…、タオルで拭き」
77階のエレベーター前で淳太さんは待っててくれたみたいで、
俺と大毅にタオルを渡してくれた
流星「すいません、大毅濡れたから冷えてもうた」
淳太「なんで謝るねん。笑
ごめんな、俺もすぐ気づいて、迎えに行けば良かったのにな、
…でもさ、
電話したけど気づいてないみたいやったし。笑
…とりあえず、部屋行って風呂、」
大毅は泣いた顔を隠そうと下を向いて。
それが、悲しいからか、しんどいからか、
淳太さんはどう感じたのか分からんけど、
いつも通り優しく、
涙で濡れた顔を拭いてあげてた。
流星「…あとで、話があるんですけど、」
淳太「うん。
30分後、部屋に来て。」
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ぷぺぱ(プロフ) - りんま☆さん» 見てくださって、ありがとうございます！！！ (2021年2月2日 17時) (
レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
りんま☆(プロフ) - 凄く面白かったです！完結おめでとうございますっ！！ (2021年2月2日 6時) (レス) id: 8ff52300a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぺぱ(プロフ) - ロクさん» ロクさんの文章が凄く好きなんですー！こちらこそ応援してます！ (2021年2月1日 23時) (レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ロク(プロフ) - ぷぺぱさん» 本当ですか...！？すごく嬉しいです！私もぷぺぱさんが書かれる作品が本当に大好きで何度も読んでます...！これからも応援してます！ (2021年2月1日 23時) (レス) id: c51d816da0 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぺぱ(プロフ) - ロクさん» え！私もロクさんのお話が凄く好きで繰り返し読んでます！ありがとうございます！ (2021年2月1日 23時) (レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2021年1月24日 1時
