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side.崇裕
それからまた、2週間後。
おかんの命日。
おとんの車で、大毅と俺と3人で
墓参りに向かうところ。
あれからおとんとは会ってなかったから、
地味に久々やったりする。
おとん「酔いそうになったら言うんやで〜??」
大毅「ん、分かった」
助手席に乗り込んで、
後部座席の大毅をミラー越しに覗き込む。
快適な秋も終わりかけ、
相変わらず心配性のおとんに用意された膝掛けをかけた大毅は、
窓の外をぼーっと見てる。
おとん「大毅、墓参り久々やろ?
お母さんも喜ぶわな。」
なかなか大毅の体調が安定しなくて、ここ最近は
俺とおとん、2人で行ってたから。
だから命日の墓参りは欠かしたことない。
それに今日は、
おとん「ええ日になるよ、きっと。」
大毅の誕生日でもある。
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ぷぺぱ(プロフ) - akairo さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんでいただけるよう、頑張ります(^^) (2021年2月24日 22時) (レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
akairo - 新しい作品おめでとうございます!ぷぺぱ様のお話ほんとに大好きなので、とっても嬉しいです!これからも楽しみにしています!! (2021年2月24日 1時) (レス) id: ab33b844c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぺぱ | 作成日時:2021年1月28日 6時