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side.崇裕
大毅「おとんかと、思ったん。」
…病室に戻ると、いきなりそんなことを言われた。
酷い掠れ声で。
崇裕「手ぇ握ったとき？」
そんなことよりも、普通に会話してることにびっくりなんですがね。
内心、話しかけられて、心臓がバクバクしてる。
大毅「、うん、」
崇裕「似てるもんな、俺。笑」
大毅「…でもな、手ぇは、違った。」
崇裕「…そうなん？」
大毅「お兄ちゃんのが、手、大っきいねんな。」
崇裕「…、そっか、」
お兄ちゃん、…、て、
そう呼ばれたん、何億年ぶりよ。
、あれかな、大毅、
崇裕「まだ熱高いなぁ」
熱にうかされて饒舌になってるだけや、
そやそや、…うん。
大毅「…、ありがとう。」
崇裕「…え、」
大毅「…ずっと言いたかったけど、恥ずかしくて、
でも、この前の救急車の時も、助けて貰ったから、、」
崇裕「や、別に、…、」
でも、例え熱で浮かされてるからやとしても、
大毅が言ってることに変わりはなくて、
素直に、嬉しくて、
やっぱり俺は、泣きそうになる。
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ぷぺぱ(プロフ) - akairo さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！楽しんでいただけるよう、頑張ります(^^) (2021年2月24日 22時) (
レス) id: 533a84e8e0 (このIDを非表示/違反報告)
akairo - 新しい作品おめでとうございます！ぷぺぱ様のお話ほんとに大好きなので、とっても嬉しいです！これからも楽しみにしています！！ (2021年2月24日 1時) (レス) id: ab33b844c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぺぱ
| 作成日時：2021年1月28日 6時
