アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ40)

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(11)(※完全オリジナルです) ページ40

徳田「えぇっ?! あの子も変身出来たの!?
…で、でも…」

チューニング「いきます!」

チューニングガールはコマンドメダルをセットする。

チューニング「ヒーリングソング!!」

チューニングガールは癒し効果のある歌声で

歌い出すが…。

モグラモス「…?」

チューニングガールの歌声は、モグラモスには

全く届いていなかった…。

A｛そ……そんなっ……効いてない……!?｝

ポルカ｛落ち着きなさいA!
あのメダルを使うのですわ!｝

A｛あのメダル……｝

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ー遡る事数日前…。

ポルカ「A、これをお渡し致しますわ!」

A「え……?」

突然チューニングガールのコマンドメダルを、

Aに渡すポルカ。

A「これって……新しいメダル……?」

ポルカ「これから先、もっと強い怨霊との戦いが
きっと待っているはず…。このメダルが少しでも
お役に立てたらいいのですが…」

A「あ……ありがとうポルカ!」

_____________________

A｛やるしかない!｝

チューニングガールは再び

コマンドメダルをセットする。

チューニング「アマービレ・シンフォニー!!」

チューニングガールはタクトを振り回すと

愛らしいメロディがタクトから流れ、

そこから出現した光の音符が回転しながら

モグラモスに襲いかかる。

マタロウ「チューニングガールの新必殺技
キターーー!!」

モグラモス「っ…!?」

モグラモスは一瞬目を回すが…。

モグラモス「モグラァァヤァァァ!!」

すぐに動けるようになり、チューニングガールを

そのまま突き飛ばす。

チューニングガール「きゃぁぁぁっ!?」

アルト「っ…!」
《このままじゃ…Aちゃんがやられちゃうの…。
でも…僕じゃAちゃんの役に立てない…。
どうしたらいいの…僕は…》

アルトは必死に考える…。

すると…。

アルト「それでもっ…僕も
Aちゃんの力に…なりたいのっ!!」

.

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アルトがそう叫ぶと、突然アルトの体は

虹色の妖気に包まれ、その妖気はそのまま

チューニングガールのウォッチに反応すると、

メダルが4枚出現して地面に落ちた。

チューニング「えっ…?」