アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ32)

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コマ「明日楽しみだね♪」

YSPクラブの部室に戻ったA達は、

ガッコウガーYについて語り合っていた。

ジンペイ「また消火活動しようぜ!」

すると、それまで楽しそうにしていたフブキの表情が

一瞬にしてムッとした表情に変わり…。

A「きゃあっ!?」

ジンペイ「何だ!?」

突然部室のドアが派手に倒される…。

?「お前ら、YSPクラブだな?」

マタロウ「そ…そうですけど…」

扉が倒れた際に発生した埃から人の影が映り…。

?「俺は、2年の清田テツ!
巨大ロボ研究クラブの部長をしている!」

埃が消えると、その人物の姿が露わとなった。

マタロウ「巨大ロボ研究クラブ～!?
そんな素敵な部活があったなんて～!」

マタロウのテンションが上がる。

コマ「僕達に何か…?」

清田「スーパー単刀直入に言う。
ガッコウガーＹの操縦士の座を、俺に譲れぇぇっ!!」

そう言ってA達にビシッと指差す。

ジンペイ「小さいくせにすげぇ
上から言ってくるな…」

清田「小さいって言うなっ!!」

A「な……何故譲らなければ
ならないのでしょうか……?」

清田「…っ…それはっ…///」

Aに声を掛けられ一瞬頬を染める清田だが、

すぐに普通の表情に戻る。

フブキ《あら? もしかして彼もAの…》

清田「俺が巨大ロボを…ガッコウガーYを…
スーパー愛しているからだっ!!」

そう言って清田は拳をグッと握り締める。

ジンペイ「買い物が好きなのか?」
(うん、絶対違うねww by.作者)

清田「スーパーを愛してるわけじゃない!
巨大ロボを…超絶愛してるんだ!
… これを見ろ!」

そう言ってロボットの模型を床に置き…。

ジンペイ/コマ『おぉっ!?』

清田「どうだ!これは俺が自作した
【144分の1スケールガッコウガーY】だ!」

それはガッコウガーYの模型だった。

コマ「頭だけ大き過ぎない…?」

清田「細かい事は気にするな。
実際見たわけではなく、目撃談を基に作ったんだ」

そう言って清田はコントローラーを操作すると、

ガッコウガーYの模型は動き出した。

フブキ「へぇ…」

メラ「意外とよく出来てんな」

マタロウ「欲しいっ!」

A「ふふっ、素敵……!」