アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ15)

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A「はい、そこまで。
2人とも、仲良くね?」

Aが2人の間に入ると、大人しくはなるが…。

ゴロミ/ポルカ『ふんっ!!』

互いにそっぽを向いてしまう。

アルト「Aちゃん、凄いの…!
2人の喧嘩を止めちゃうなんて…」

A「あはは……」
《ポルカとゴロミちゃん……
何でそんなに仲悪いんだろう……》

徳田「まっ、私の部内での立場にも関わるし、
やるからにはとことん追求していくから」

そんな怨霊達には全く気付かずに話し続ける徳田。

徳田「とにかく、貴方達の知恵を…
コマ「えっ…これって…」…?」

写真を見たコマは突然徳田の話を遮り…。

A「コマさん……どうかしました……?」

コマ「このタピオカドリンク店の前に
並んでるのってメラ君じゃない？」

そう言ってコマは横転したトラックの写真の

右側を指差す。

ジンペイ「本当だ…!」

マタロウ「あの硬派なメラ先輩がタピオカ…?」

ジンペイ達は驚いていた。

A《でも……あのメラさんがタピオカって……
想像したらちょっと可愛いかも……》

ジンペイ「あれ?メラの隣…女子が居ねぇか…?」

すると…。

フブキ「ヤバい!ビッグニュース!! ///」

突然部室のドアが勢いよく開き、フブキが現れた。

何故か少し頬を染めた状態で…。

A「……?」

フブキ「メラ先輩が…彼女と一緒に歩いてた! ///」

ジンペイ/コマ/マタロウ『彼女ぉ～～～っ!?』

それを聞いたA以外の3人は、

驚いて体をくねくねさせる。

A《そんなに驚く事かな……?
メラさんにも彼女が居たって
全然不思議な事じゃないと思うけど……》

ジンペイ「この大事件、追うしかない!」

そう言ってA以外の4人は

走り去っていった。

徳田「ちょっと!?」

A「う～ん……そんなに騒ぐ程の事かな……。
……まあ、いいや。
そういうわけですから、私も失礼致しますね……?
皆も後でね?」

Aも渋々ジンペイ達を追い掛ける。

徳田「っ……何なのよもぉぉぉぉっ!!」

徳田の叫び声にバケーラや他の怨霊達も驚いた…。