アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ1)

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ポルカの弟は気弱な男の子(1) ページ1

※こちらは、
【Nとの遭遇君はUFOを見たか?】の
(20)に続いているストーリーとなっています。

A「……まさかポルカに弟が居たなんて」

ラント「Aも知らなかったのか…」

A「はい、今初めて聞きました……」

ポルカ「…弟だけではありませんわ。

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妹も居ますわ」

ラント「妹も…」

ポルカ「そう、わたくしは長女。
真ん中に弟が居て、更にその下に妹が居ますわ」

A「そうだったんだ……」

ポルカ「だけど…ある事がきっかけでわたくし達は
離ればなれになってしまったんですの…」

ラント「…何があったんだ…?」

A「……そもそもポルカは
一体何処から来たの……?
私の歌とダンスを気に入ってくれたのはわかった。
でも私……ポルカが何処から来たか、
まだはっきり聞いた事がなかったから……」

ポルカ「……」

A「ポルカ……?」

ラント「良ければ私にも話して欲しい」
《まさか…ポルカも私と同じ境遇なのか…?
だからあんなに…》

ポルカ「…今は…まだ話せませんわ。
けど…時がきたら必ず話します」

A「そんなっ……どうして……。
だって……ラント「落ち着けA」……でも……」

ラント「ならば無理には聞かない。
君が話したくなった時で構わない」

A「会長っ……」

ポルカ「ごめんなさいA。
でも、いつか必ず話すから…」

A「……うん……」

ポルカ「っ…」

ポルカはAの元へ飛んでいこうとするが、

ふらついてベッドに倒れ込んでしまう。

A「ポルカ……大丈夫?」

ラント「まだ無理するな。
今日のところはゆっくり休むといい」

そう言ってラントはポルカを枕元へ寝かせて

布団を掛けてあげた。

ポルカ「…えぇ…」

ポルカは再び眠りについた。

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A「ポルカの弟が……Yサークルの近くに……」

ラント「A…」

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ジンペイくん達はこのお話の最中に
アカテントラズ収容所へ行く設定となっています。
なので今回はジンペイくん達は出てきません。
ご了承くださいm(_ _)m