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A「ポルカの言う通り、小さいうちは
考え方が柔軟な反面、視野が狭かったり
まだ上手く誰かの気持ちを
思いやれなかったりするもの。
ましてや普通の人間には怨霊は見えないし、
妖力だって……。実際私以外に
妖力を持ってる人に会ったのは、
ジンペイさん達が初めてだったしね?
マタロウさんはYSP能力者じゃないし、
フブキさんは私が初めて関わった七不思議案件の
呪われた古時計の件がきっかけで
YSP能力が開花してたけど……」
ソプラ「それって、あたしやアル兄と出会う前よね?」
A「うん、そうだよ。
……だけどね、最近になってやっと気付いたの。
私自身がどうかしていたんだって。
怨霊が見えない人間に、怨霊が居るなんて言っても
信じてもらえるはずがない。
妖力は誰にでも使えるわけじゃないし、
普通の人間がそれを見たらびっくりしてしまう。
そんな事もわからずに私自身が勝手に傷付いて……」
アルト「Aちゃん…」
A「ジンペイさん達だったら、
仮に私に妖力がなかったとしても仲良くしてくれてたと思う。
それに、今の私には今度こそ本当に
心から親友って呼べるフブキさんも居る。
私、Y学園に入って本当に良かった。
もう一度、人を信じる気持ちを取り戻せたから……」
ポルカ「ふふっ、Y学園に転校する前のAに
今の楽しそうなAの姿を見せてあげたいものですわね?」
A「もうっ……ポルカったら……」
ソプラ「それに今のAたんには、
ラント君が居るもんね!」
アルト「…」
A「いや……でも、会長には好きな人居るから……」
ポルカ「クマ子さんの事、まだ気にしてるんですの?
Y学園を退学になってかなり経つのに…」
A「そりゃ気になるでしょ……。
会長はクマ子さんにお前はもう関わるなって言ってたけど、
別にY学園の外で会おうと思えば会えるはず。
それに、連絡先知ってたらいつでも連絡だって……」
ポルカ「A…」
ソプラ「クマ子さんって誰?」
A「そっか、ソプラはまだ出会う前だったから
知らないのも無理ないよね。
雲池クマ子さんはね、会長の好きな人なの。
色々あってY学園を退学になっちゃったんだけどね……?」
ソプラ「そう…好きな人居たのね…」
ポルカ「でもラントさんはやたらと
Aを気にかけてるし、上手くいく可能性だって…」
アルト《…僕も今の霧隠君は
Aちゃんの事が気になってると思うの…。
悲しいけど…それでAちゃんが幸せになれるなら…》
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
