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幼稚園の先生「いい加減にしなさいっ!!
怨霊なんてものはこの世には存在しません!
貴方がこの子に玩具を返さない限り、
お家に帰しませんからねっ!」
A(幼少期)「酷いっ…酷いよぉっ…。
ふぇぇぇぇんっ!!」
_____________________
アルト「幼稚園の先生までAちゃんを信じないなんて…」
ポルカ「無理もありませんわ…。
普通の人間に、わたくし達は見えませんもの…」
A「うん、あの頃の私は……
ちゃんと真実を伝えれば少なくとも
先生だけはわかってくれるって思って
必死だったのかも……」
ソプラ「でも…結局わかってくれなかったのね…?」
A「うん、それでその後にママが迎えに来て……。
きっとママも、先生と一緒になって私を叱るんだと思ってた」
アルト「えっ…Aちゃん、ママには叱られなかったの…?」
A「……どういうわけか、ママだけは
私を信じてくれて……」
_____________________
A母「うちのAに限ってそんな事は有り得ませんっ!!
Aは誰よりも優しくて、思いやりのある子です。
そんなAが、お友達の玩具を盗むだなんて…!」
幼稚園の先生「ですが、怨霊がどうとか言って
Aちゃんはお友達を困らせているのは事実ですよね?
周りの子達に聞いたら、あの場にAちゃん以外は
居なかったそうですが? どう考えても
Aちゃんが盗んだとしか…」
A母「そこまで言うなら、証拠はあるんですか?
Aが玩具を盗んだという証拠は?
Aが盗んだ所を誰かが見たんですか?」
幼稚園の先生「いやっ…それはっ…」
A母「証拠もないのにうちのAを
犯人扱いしないで下さいっ!!
誰に何と言われようと、私はAを信じます!」
A(幼少期)「ママ…」
_____________________
A「……後から聞いた話だけど……
その子の玩具は、次の日に元々あった
砂場から見つかったみたい」
ポルカ「その怨霊が、結局その後返しに来てたのね。
全く…人騒がせな怨霊ですわ…」
A「ママの仕事の関係で元々保育園に移る事は
決まっていたんだけど……その一件があって、
結局保育園に移るまでの間、幼稚園には
行かなくなったんだ……。ママが、
【もう行かなくていい】って言ってたから……」
アルト《…もしかして…Aちゃんのママも、
怨霊が見えるとか…?
…いや、それは流石に考え過ぎか…》
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
