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「どうしたんだハルキ?」
騒ぎを聞きつけた他の男の子達がやって来た。
ハルキ「コイツが僕の新幹線を取ったんだ!」
A(幼少期)「違う! 本当に怨霊が現れて、
ハルキくんの新幹線を勝手に持っていっちゃったの!」
「怨霊? 何言ってんだコイツ?」
ハルキ「な? 怪しいだろ? 怨霊なんて居るわけないのにさ!」
「何って事すんだよA! 返してやれよ!」
A(幼少期)「だから私じゃないって!」
「返せ!」
「最低だなA」
「Aがそんな奴だとは思わなかった…」
A(幼少期)「違うっ…違うっ…。
本当に怨霊が居たんだもんっ…」
ハルキ「何処に居たんだよ? 証拠は?」
A(幼少期)「いや…それは…」
ハルキ「ほら見ろ! やっぱりお前が取ったんだろ!」
A(幼少期)「だから私はっ…」
「早くハルキに新幹線を返せ!」
「そうだそうだ!」
A(幼少期)「っ…どうしてっ…誰も信じてくれないのっ…。
私は何も悪い事してないのにっ…」
玩具を取ったという濡れ衣を着せられ、
Aはその場で泣き続けていた…。
_____________________
A「その頃の私はね、怨霊は
誰にでも見えるものなんだって、思ってたの。
……そんな訳ないのにね……」
ソプラ「酷い話ね…Aたんは何も悪くないのに…」
ポルカ「小さいうちは、そういうものなのでは?
考え方が柔軟な反面、視野が狭かったり
まだ上手く誰かの気持ちを
思いやれなかったりするものですわ…」
アルト「結局…その子の玩具は見つかったの…?」
A「……ううん、結局見つからなかった。
その後、その子と一緒に先生に呼び出されて……」
_____________________
幼稚園の先生「Aちゃん、どうして?
ハルキ君の玩具を取ったりしたの?」
A(幼少期)「違うもんっ! 私は取ってないもんっ!
本当に怨霊が現れて、ハルキくんの玩具を
持っていったんだよ!」
ハルキ「だから怨霊なんて居るわけないだろ!
早く返せよ僕の新幹線!」
幼稚園の先生「そうね…早く返してあげなさい。
そんな嘘をついてまでお友達の玩具を取るなんて、
先生は許しませんよ!」
A(幼少期)「だから私は取ってないってば!
どうして先生もわかってくれないのっ…?」
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
