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A「……! クウカさん……」






クウカ「Aちゃん!?」







ラントを探しにやってきたクウカが、

屋上へとやってきた。







クウカ「Aちゃん、熱下がったの?」








A「クウカさんもご存知だったんですね……?」







クウカ「えぇ、もう体は大丈夫なの…?」






A「はい、お陰様で。
それよりクウカさん、あの時は急に居なくなって
本当にすみませんでした……」








クウカ「ううん、気にしないで?
良かった…Aちゃんが元気になって…」
《本当はアルトが無事に見つかったかどうか聞きたい。
もしアルトの事を聞いたら…Aちゃんは
ウチがクマ子だって気付いてくれるかな…?
…ラント君は結局気付いてくれなかったけど…》








A《……流石にクウカさんの前では
ソプラを会長に紹介出来ないよね……。
……また、日を改めた方がいいかな……?》
「ありがとうございます。
それよりクウカさん、会長に何か用事があったのでは……?」






クウカ「あっ、そうだった!
参歩君が、ラント君に確認したい書類があるって…」







A《参歩さんって……確か、生徒会の副会長の……。
でも……どうしてクウカさんがそれを……。
……まさか……》








ラント「…そうか、ならそろそろ戻らなければな。
…だが…Aとまだ…」







ラントはAを見つめるが…。








A「……私の事は気になさらずに行って下さい。
生徒会の大切な業務ですよね……?」







ラント「…すまない…A…」







クウカ「ごめんね…? お話の途中だったのに…」








A「いえ、私は平気ですから……」
《ううん、本当は平気じゃない……。
でも生徒会の業務なら邪魔するわけにはいかない……。
っていうか、その流れだとクウカさんも生徒会に……?》







ラント「では、戻るとしよう」







クウカ「うん! またねAちゃん!」






A「は……はい……また……」







ラントはクウカと共に屋上を後にしたのだった。









ソプラ「えっ? えっ? ちょっ…Aたん…?
あたしを紹介してくれるんじゃなかったの…?」








それまで姿を隠していたポルカ達が

再びAの前に姿を現す。







ポルカ「我儘を言ってはいけませんわ。
彼は生徒会の会長なんですもの」







アルト「…Aちゃん…?」






俯いているAを、アルトは心配そうに見つめる。








A「……何やってるんだろう私……。
……私もジンペイさん達の元へ戻らなきゃ……」









Aは俯いたままYSPクラブの部室へと戻っていった…。

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設定タグ:妖怪学園 , 愛され , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな!じゃなくて、こんな事あったな!です (2022年7月13日 22時) (レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな!と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です!。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています! (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/  
作成日時:2022年7月12日 2時

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