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A「し……失礼致しますっ……」
Aはラントやクウカの居る
2年A組の教室へと足を運んだ。
「おぉっーーっ! Aちゃんだ! Aちゃんが来たぞ!」
「おい、マジかよ?! あのAちゃんが!?」
教室のドアを開けた途端に、中に居た男子生徒達から
一気に注目を浴びるA。
A「み、皆さんこんにちは……///」
《うっ……うぅっ……やっぱり注目を浴びるのは
なかなか慣れないよ……///》
Aは頬を染めつつ、ゆっくりと足を踏み入れる。
A《でも……会長が居ない……。
それに、クウカさんも……。
一昨日の事、クウカさんにも
ちゃんと謝罪したかったんだけどな……》
しかし、そこにはラントやクウカの姿はなかった。
ソプラ「…! Aたん…めちゃくちゃ人気者じゃない…!」
教室の外から様子を見ていたソプラは、とても驚いていた。
アルト「いつもの事なの」
ポルカ「もはやこの学園にAの事を
知らない人なんて居ないと言っても過言ではありませんわ!」
ソプラ「って事はファンクラブの人数も…?」
ポルカ「わたくしも詳しくは知りませんけど、
数え切れない程居るでしょうね…」
アルト「うんうん」
A《クウカさんはわからないけど、
会長はもう既に生徒会の本部かな……?》
「Aちゃんよく来てくれたね?
俺すっげー嬉しいよ! 俺さ、ずっと前から
Aちゃんのファンで!」
A「あっ……ありがとうございます……///」
「誰かに会いに来たの?」
A「あ、はい……でも……」
「ひょっとして、俺に会いに来てくれたとか?」
「はぁ? んな訳ねぇだろ! Aちゃんはお前なんて知らねぇって! 」
「何だよそれ!?」
A「あ、あの……私……」
《うぅっ……これじゃ会長のところへ行けない……》
いつの間にか男子生徒達に囲まれていたAは、
身動きが取れなくなっていた…。
「俺の方がAちゃんに対する想いは強いんだよ!!」
「はぁ!? 俺だっつーの!!」
「俺だよ俺!!」
やがて、男子生徒達はAを巡って喧嘩を始めてしまう…。
A「ちょっ……皆さん落ち着いて下さいよっ……」
.
.
.
.
.
.
ラント「…見苦しい言い争いはやめろ。
お前達、それでも本当に彼女のファンなのか?」
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
