アイドルを目指す少女はYSP能力者9 【妖怪学園】 (ページ30)

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ジンペイ「奴等って?」

Aの様子に気付かずにラントに尋ねるジンペイ。

ラント「それは…っ!」

ラントはハッとなり…。

ラント《…記憶を消されていないのはAだけ。
コイツらにエイリアンの話をしても
信じるわけはない…。
恐らく、ポルカ達が狙われている事も…》

フブキの後ろに隠れながら顔を覗かせている

Aに視線を向ける。

A「会長……」
《もしかしてジンペイさん達に……》

Aもラントを見つめていた…。

ラント《ならば…》

するとラントは目を閉じ…。

ラント「実は…臼見沢先生と来星ナユ…2人は…

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デキているんだぁぁぁっ!!」

何故かそう叫んでいた。

ジ/コ/マ/フ/メ『えぇぇぇぇっ!?』

A「えぇ……」

それを聞いたA以外は驚いた表情をしており、

Aはドン引きしている…。

マタロウ「臼見沢先生がまさか…!」

メラ「マジかよ…」

フブキ「なかなかやるわね…」

コマ「【人は見かけによらない】とはこの事だね!」

それぞれ思った事を言っていると…。

A「正直……ドン引きですね……」

Aはまるで汚い物にでも触ったかのような

表情をしていた…。

フブキ「ちょっ…A! その顔はダメッ!
可愛い顔が台無しだからっ!」
《それもラント先輩の前で…!》

フブキは手をブンブン振って

Aの顔を隠そうとしている。

ジンペイ「許せんっ! 俺とAですら
まだそこまでいっていないのにっ…ズルいぞ!」

マタロウ「何対抗してんの…。
っていうか、そこは園等先生じゃないんだね…」

ジンペイ「何言ってんだマタロウ?
俺はA一筋だぞ?」

そう言うとジンペイはAの腕を引き、

自分の元に引き寄せた。

A「きゃあっ!?」

ジンペイ「園等先生は憧れの人であって、
俺が好きなのはあくまでもAだからな!」

そう言いながらジンペイはAに抱きついている。

A「ちょっ……気持ちは嬉しいですけど、
そんなにくっつかないで……///」

恥ずかしさのあまり、Aは頬を染めている…。

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ラント「…Aから離れろ」