アイドルを目指す少女はYSP能力者9 【妖怪学園】 (ページ20)

今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:6,380 hit

(13) ページ20

「マジで凄かったぞ!」

「水槽浮いたよね!」

「ダイナミック!」

「良かった…Aちゃんが汚れなくて…」

ユウリ「何だよ…これ…。
僕よりも、ジンペイ君の方が皆を
楽しませちゃってるじゃないか…!」

それを見ていたユウリは

手を振っているジンペイを見やり…。

ユウリ「こんなの…ダメだ……ダメダメダメ!」

ヒステリックに叫び出すと…。

A「ユウリさん……?」

ユウリ「僕より凄いエンターティナーは…
この世界に存在しちゃダメなんだぁぁぁっ!!」

ユウリの体は不気味で邪悪なオーラに

包まれていた…。

ユウリ「うぐっ…!」

ユウリは苦しそうに顔を歪め、その場に倒れ込む。

?「どうも～! デスコンダクターです!」

そこに突然現れた怨霊・デスコンダクター。

A「怨霊っ!?」

ジンペイ「なるほどな?
ユウリが超能力を使えたのは、
お前の仕業だったってわけか!」

デスコンダクター「人々を楽しませ、
世界を驚かせるエンターティナーは私達だけで結構!
君達は消えたまえ!」

ジンペイ「へっ! やれるもんならやってみろ!
バトル開始だ!」

そう言ってジンペイは制服のポケットから

変身メダルを取り出す。

ジンペイ「変身っ!!」

そして変身メダルをセットして紅丸に変身する。

紅丸「赤く染まったこの体。
お主の血で更に赤くなる…の巻!」

デスコンダクター「Show time! Come on!」

デスコンダクターは持っているムチを振って

地面に叩き付ける。

「ベアァァァッ!!」

そこに現れたのは、赤い大きな玉に乗った熊だった。

マタロウ「うわっ!? 玉乗り熊!?」

フブキ「まるでサーカスね…」

デスコンダクター「そう、お前達は
エンターティナーの世界で息絶えるのだ!
さぁ、最高のショーを見せてやろう!」

「グオォォォォッ!!」

熊は雄叫びを上げ、玉をバウンドさせると

紅丸に襲い掛かる…。