アイドルを目指す少女はYSP能力者9 【妖怪学園】 (ページ12)

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A「はい、そこまで」

Aは2人の間に入る。

A「わかったよ。ゴロミちゃんの分も
作ってあげるね?」

ゴロミ「くそ〜…苺大福ミルクティー飲みたいし、
Aの手作りマカロンにアイスクリームも
食べたいしな…」

それでもゴロミは腕を組んで悩んでいる…。

ポルカ「わたくしだって…」

アルト「これは…Aちゃんからのお願い事…」

ジンペイ「いいから早くやれよ。
ゴロミ、ポルカ、アルト」

ユウリ「ゴロミにポルカにアルトというのは…?」

コマ「あぁっ! あ〜えっと～、これもジンペイ君が
超能力を使う時の掛け声です!」

再び誤魔化すコマ。

A「ポルカ、アルト、ゴロミちゃん。
大丈夫。貴方達なら出来る。
私、信じてるから……!」

そう言ってAは3人の頭を交互に撫でる。

ポルカ/アルト/ゴロミ『…!』

ゴロミ「よっしゃ! 任せろA!
ポルカなんかよりも先にやってやるよ!」

ポルカ「それはこっちのセリフですわ!
ゴロミさんなんかには負けませんわ!」

アルト「僕も…Aちゃんからのお願いなら
全力で頑張るの…!」

Aに勇気を貰ったポルカ達は、

ジョギング中の学園長の元に歩み寄る。

キンヤ「はぁ…はぁ…はぁ…」

学園長の体は突然宙に浮く。

キンヤ「おおっ!? いきなり何をする!?」

ゴロミ「Aと一緒に苺大福ミルクティー
飲みに行くんだぁーーーーーっ!!
そして、Aの手作りお菓子も
食べるんだーーーーーっ!!」

ポルカ「Aの手作りマカロンの為
ですわーーーーーっ!!」

アルト「Aちゃんの為ならっ…!!
僕だってっ…やる時はやるのーーーーーっ!!」

3人で力を合わせて学園長を持ち上げるが…。

ゴロミ「…や…やっぱ……重すぎて…
無理っ…」

ポルカ「げ…限界ですわっ…」

アルト「つ…潰されるのっ…」

ドンッ! という音と共に、

3人はそのまま学園長に押し潰されてしまう。

A「あっ……皆っ……」