第二十四の怪 ページ3
扉を開くと、異世界のような場所。
いつ見ても綺麗な所……じゃなくて。
ここでやらなきゃいけない事があるのに、呑気にしてられない。
「それにしても随分と偶然会ったね。図書室で何か探し物？」
「！あっ、それは〜…特に理由もない…と言うか」
考えてなかった。本のことだけしか頭に無くて、すっかり。
「あ、もしかして……暇なんでしょ！」
「そうなんすか先輩！それなら、俺たちと一緒に花子の本探しませんか？」
「いいねぇ、それ！」
何か勝手に話が進んでる気もするけど、まぁ良いか。
あの子の元の名前は柚木普。
この二人に分かる筈がない。
「そうだね、一緒に探そう！」
汚れ一つない笑顔を演じた。
*
「誰も原因は分からないの？
でもさ〜、お前たちの中に犯人がいるのは分かってるんだよ？」
「なっ…私達を犯人扱いですか？前々から気にくわないと思ってましたけど、今回こそは七番サマを許せません！」
大声を挙げたのは、七不思議四番目のシジマだ。
いつもそんな風に思われてたのはちょっと傷つく…。
ただ、現時点で一番怪しいのはコイツだが、慌ててるのか？
「まァまァ。ちっとは落ち着けよ。我らのリーダー様と敵対しても良いこと無いぞ」
「ナイス土籠！プラス5点！」
「何のポイントですよ、それは…。
あッ、境界に人が入り込んだンでここらで失礼します」
……どうして七不思議はこんなに…『ケッソクリョク』が弱いんだ？
「えぇい、解散！」
言った瞬間全員消えた。
もしかして俺、嫌われてる？
続く
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ゆき(プロフ) - エマりんさん» 前レスの方に言っていますか？そうでしたら勘違いしてすみません。気にしないでください。もし私の事を言っていましたら、注意書きにもある通り基本友達申請はお断りしております。申し訳ないです… (2020年2月16日 15時) (
レス) id: 944759b060 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 及川 妃菜さん» ウワｯｯ……ありがとうございます！何とお優しい言葉…妃菜さんも文字書きをされてるそうですし、お互い頑張りましょう！ (2020年2月16日 15時) (レス) id: 944759b060 (このIDを非表示/違反報告)
エマりん - 友達になりませんか？ (2020年2月16日 15時) (レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
及川 妃菜(プロフ) - 続編おめでとうございます…！これからも無理せず、更新がんばってください！応援してます(*´`*) (2020年2月15日 20時) (携帯から) (レス) id: d4432be8cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2020年2月15日 20時
