10分遅刻の４人組 2

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駅から家まで歩いていると




サ「めっちゃ曇ってない？」




『曇ってる(笑)』




そう言っているうちに雨が降ってきた





『え、やばい！！！』




サ「大雨や〜！(笑)」




『笑ってる場合ちゃう！走って！』




サ「だる〜」




『風邪引くから！』





サ「無理俺しんどい」





『はよ走れはげ』





サ「お前言ったな？おい。」





追いかけっのをしながら何とか家に着いた





その頃には２人とも全身びっしょり





急いで家に入るとお母さんがいた






母「うわっ！びちょびちょやないの！」





『お母さんおったん！？』





母「今から出掛けよ思てたのに〜」





『駅まで迎えに来てほしかった…』





母「なにゆーてんねん。誰が行くか」





二人の会話にサイバが笑った





母「えっ！あんた、彼氏出来たん！？」





『ちゃu…』





サ「初めまして！サイバーマンでぇぇぇす！」





母「なんて？(笑)てか、かっこいいなぁ！」






サ「いやいや、そんなそんな。(ニヤニヤ)」





『そんなんゆーたら調子乗るからお母さんやめて』





母「ちょ、玄関でなんやしあがり！」





『びちょびちょやぁ〜』





そういって軽くタオルで拭いてリビングに入った





母「お風呂沸かしてるからちょっとゆっくりしてて〜」





『ありがと〜！』





サ「ありがとうございます！」






ソファーに座ってお母さんが入れてくれたココアを飲みながら喋っていた





母「いや〜、でもほんまにかっこええなぁ！」





サ「そんなに褒められたら照れますよ〜！」





『お世辞じゃボケ(小声)』





サ「おーい。聞こえてるぞ〜」





母「あんたたちどーゆー関係？(笑)」






『ただの友d…』




ただの友達と言おうとした時





被せてサイバが言った





サ「俺は好きなんですけどねぇ〜」





母「あらぁ〜！いいや〜ん(ニヤ)」




『な、何言ってるん！？』




サ「こいつ全然振り向いてくれないんすよ〜」




母「そやろ〜？こいつは大物やでぇ〜。がんばって釣り上げてなぁ〜(ニヤ)」




『お、お母さんも変なこと言わんといて(苦笑)』



サ「任せといてください。次家来る時はスーツなんで(ニヤ)」




母「結婚させてくださいってか？私は倒せるかな〜？(ニヤ)」




サ「うわ〜、頑張りますわ！」




『おーーーい！何ゆーてるねんー！』




サ 母 「え、今後の話？(笑)」




『なにが今後の話じゃ！！！』

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