働くどっキュンM!LK 勇斗 喫茶店編�� ページ6
隠れた名店！ここにあり！
ちょっとでも、気にかけてくれる人がいれば。
そう思って、次の日は、同僚数人を引っ張って連れてきた。
「こんなとこにお店あったんだー！」
そうか、まずもって店の場所がわからないんだな。
そして次の日は、表通りに看板を置いてやった。
こう見えて私は広告会社に勤めているのだ。
看板なんて朝飯前よ。
そうして、月末。
私の頑張った甲斐なのか、何なのか、予定していた10人をはるかに超え、50人ものお客さんが来てくれた。
そして、噂が噂を呼び、次の月には、このお店は超人気喫茶店になっていった。
「あーあ…。私の隠れ家だったのに」
店の前で、満員になった店内を覗き込む。
嬉しいような、寂しいような。
もう、私の座る場所はないわね…。
そう思って、静かに店を後にした。
「待って！」
その時、後ろから呼び止められた。
振り返ると、勇斗さんが立っていた。
「ど、どうしたんですか？」
「どうして、来てくれないんです？僕の店に…」
「い、いや、だって…。あんなに繁盛してたら、私なんて入れないし…」
「あの店の奥の席…。ずっと空けてあるんです。あなたが来たら、すぐ座ってもらえるように」
「え…？」
「あなたのおかげで、僕の店、あんなに有名になれたんです…。だから、これからも僕の店に、いつものように来てほしいんです…」
「そ、そんな…」
「いつものセットを作って、お待ちしています」
勇斗さんは、そう言っていつもの笑顔を見せてくれた。
「じゃあ、いつものセット…お願いします…」
「はい！かしこまりました」
END
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milkssss(プロフ) - Shiori さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月5日 16時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
Shiori - このお話すごく好きです！！ 場面が驚くくらい想像できます、、(笑) これからも更新楽しみにしてます！(*^^*) (2019年12月4日 21時) (レス) id: aba1645da3 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - かなとさん» 失礼いたしました。ご指摘ありがとうございます (2019年6月30日 15時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月30日 15時) (レス) id: cc384a4978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年6月30日 15時
