働くどっキュンM!LK インタビュー編�� ページ24
「いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか？」
すると、もう一人の店員さんがやってきて、私にプレートを差し出してきた。
何々？
ドリンクのご用意、スイーツのご用意、お歌のご用意…。
「何でもお申し付けください。お嬢様」
「お、お嬢様？！」
「あぁ、すみません。この子最近僕の店でアルバイトを始めたばかりで。なんでも執事喫茶の経験があるらしくって、こういう接客をしてもらってるんです」
そうオーナーさんが説明してくれた。
なるほど、確かに年齢の割に、しっかり執事っぽい接客をしてくれているわ。
「あら？この×って打ってある奴はなんですか？なんでも言うことを、聞く？」
「こ、これは、私の大切な人しかご注文いただけないんです…。申し訳ありません」
大切な人、か。
なるほどねえ。
「分かりました。じゃあ、このドリンクとスイーツを頂けますか？」
「かしこまりました、お嬢様」
飲み物が運ばれてくるまでの間、他のお客さんに話を聞こう。
すると、窓際の席に可愛らしい洋服の女の子が座っている。
「すみません！可愛らしいお洋服ですね！」
「え？！ほ、本当ですか？！」
「ご自分でお選びになったんですか？」
「いいえ。お、幼馴染に選んでもらったんです…」
「そうなんですね！すごいおしゃれ！」
「そう言ってもらえると、あいつも喜ぶと思います…」
「その人は今日は一緒じゃないんですか？」
「いえ、多分もうすぐ…あいつ、この近くで働いてるんで。そろそろ仕事が終わって、迎えに来てくれる頃だと…」
「おーい、待った？」
すると、お店にこれまたお洒落な青年が入ってきた。
このお店にはこういうお客さんもやってくるのね。
「いや、私も今来たところ」
「そっか、じゃあ俺もここでなんか食べようかな。それからデート行こっか」
「う、うん…」
あらあら、お熱いこと。
さぁ、次のお客さんは―。
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milkssss(プロフ) - Shiori さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月5日 16時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
Shiori - このお話すごく好きです！！ 場面が驚くくらい想像できます、、(笑) これからも更新楽しみにしてます！(*^^*) (2019年12月4日 21時) (レス) id: aba1645da3 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - かなとさん» 失礼いたしました。ご指摘ありがとうございます (2019年6月30日 15時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月30日 15時) (レス) id: cc384a4978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年6月30日 15時
