働くどっキュンM!LK 柔太朗 アパレルショップ編�� ページ16
私には、洋服好きの幼馴染がいる。
名前は柔太朗って言って、彼は小さいときからお洒落が大好きで、将来は自分のデザインした服でブランドを立ち上げ、それを着て、ファッションショーに出るのが夢だってずっと言っていた。
そんな柔太朗は先週、自分の好きなブランドのアパレルショップの面接に受かって、店員として働くようになったらしい。
「あぁ、楽しみだなー！俺本当にあそこのブランド好きなんだよね」
いつもクールな柔太朗が、まるでおもちゃを買ってもらった子供みたいに無邪気に微笑んでいる。
こんな顔見たのはいつぶりだろう。
ちょっと大人になっちゃったなって思ってたけど、こういう笑顔は変わってないんだなぁ…。
なんだかちょっと嬉しくなった。
「ふーん、そんなにいいんだ。私おしゃれとかよくわかんないから何とも言えないなぁ…」
「お前もそろそろおしゃれしたほうがいいんじゃない？なんなら俺が選んであげよっか？」
「え？！本当に！お願い！」
「仕方ないなぁ。今度時間が合うときに、ゆっくりね」
「うん！可愛い服選んでよね！」
「当たり前だろ。俺を誰だと思ってるんだよ」
そして、私たちはそんな約束を交わした。
それから一週間ほどして、私はあるドッキリを思いついた。
急に柔太朗の働くアパレルショップに行って、そこで洋服を選んでもらっちゃおう。
きっと、突然私が行ったら驚くだろうなぁ。
ちょとドキドキワクワクしながら、私は支度を始めた。
とは言ったものの、おしゃれに疎い私はそういうお店に行くのに、どんな服を着ていったらいいのかもわからない。
うーん、無難にシャツとこのスカートにしておこう。
そして、驚く柔太朗の顔を想像しながら、私はアパレルショップへ向かった。
働くどっキュンM!LK 柔太朗 アパレルショップ編�□�←働くどっキュンM!LK 琉弥 お花屋さん編��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
milkssss(プロフ) - Shiori さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月5日 16時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
Shiori - このお話すごく好きです！！ 場面が驚くくらい想像できます、、(笑) これからも更新楽しみにしてます！(*^^*) (2019年12月4日 21時) (レス) id: aba1645da3 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - かなとさん» 失礼いたしました。ご指摘ありがとうございます (2019年6月30日 15時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月30日 15時) (レス) id: cc384a4978 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：milkssss | 作成日時：2019年6月30日 15時
