#マーリン 浮遊 リクエスト ページ35
「まいどありっ!Aちゃんも大変そうだね。」
小腹が空いたのでダヴィンチちゃんの工房で特製パンを購入して、自室に戻る。
今日はサーヴァントのみんなは簡単な戦闘に出ただけで殆ど休みにしていた。
Dr.ロマンからの指示だが、最近クリスマスやら正月やらでイベントが立て続けにあって皆も疲れただろうと思い休暇を取ろうと思った私には好都合だった。
『何だか捗らないなぁ。』
パンも美味しく食べて少し今後の予定を立てていると、突然鮮やかな桃色の花が視界を舞った。
そして、この匂いは彼しか私は知らない。
『マーリン?』
私が彼の名前を呼ぶと「何かなマスター」とさも最初から居ました、とでも言いたげなマーリンの姿があった。
心無しか花の香りが強かった気がした。
「随分お疲れのようだね、ドクターの判断は正しかったわけだ。」
そう言って私のベッドに腰を下ろし、足を組んで微笑んだ。
・・・・・・・・・。
『いや何しに来たのろくでなし魔術師マーリン様!?!?』
突然訪れた静寂と私が盛大なツッコミにクスクス笑うマーリンは大層機嫌がいいのかまた花が舞い落ちた。
「いやはや、マスターはいつも面白いね。沢山経験をしてきたからね。僕も一緒に同じ景色を見てきて成長を身に染みて感じるよ。」
マーリンは一番最初にきたサーヴァントだった。そこから何時も一緒に歩んでいた。
『それで、今日はどうしたんですか?』
1番の疑問を投げかけると、マーリンはまだニコニコしながら「魔力供給、してくれないかなあ なんてね。」とお茶目に言う。
『魔力供給って、マーリンはまだ全然…。』
「あぁ、君の言う通りだよ。…だけどね、良いでしょ?」
ゆっくりと立ち上がり、わざとらしく腰を「あいたたたー」と抑え私の方へと近付いてくる。
『えっ、マーリン?ほんとに?』
私の焦りとは裏腹にもう魔術師は目前にいた。
「さ、魔力供給させて貰うよ?」
腕を腰に回され、がっちり逃がさないように捉えられて所謂接吻、をする。
「……んぅ!?」
ぬるり、と入ってきた舌に対応出来ず酸欠になる私とは対称的に目の前の男は余裕で音符でも出してるのでは、と思うくらい気分が良さそうである。
『まぁ、、りん、、』
「やめてほしい?…Aちゃんもう腰の力抜けてるよ。」
初めはそんなに力を入れられてなかった腰に回していたマーリンの腕も、がっしり力が込められている。
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にょると(プロフ) - 愛里さん» こちらこそリクエストありがとうございました!!またありましたら宜しくお願いします。 (2020年2月26日 23時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - にょるとさん» 孔明先生かっこいいです。ありがとうございました! (2020年2月26日 20時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
にょると(プロフ) - えのぐさん» コメントありがとうございます!サーヴァントの表記直したつもりでしたがまた見直してみます!ありがとうございます。アンコールですか了解しました!!ドロ甘で書きますね(握手) (2020年2月16日 2時) (レス) id: ac6d2afe74 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - それと、リクエストです!初期鯖ですこすこな始皇帝と言いたいところなんですけど多分(きっと)(おそらく)難しいと思うのでアスクレピオス先生アンコールってできるでしょうか…このコメント見れててなおかつ小説を綴る活力があればお願いします!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
えのぐ(プロフ) - 初めまして!!アスクレピオス先生100Lv勢なので(そういうことです)超ヒョッ…(尊死)ってなりました。あと細かいと思うんですけどサーバントではなくサーヴァントだったはず…です。間違ってたらすいません!! (2020年2月16日 1時) (レス) id: 6a2a84fe35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にょると | 作成日時:2019年8月2日 22時