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翌日、傘とジャケットを返そうと優太にメッセージを送ったが昼になっても返信が来ない。それどころか既読もつかない。
やっぱり怒ってるのかな、と思って不安になり、授業も右から左へと通り抜ける始末。
放課後もスマホをずっと見ているが、返信が来る気配がしない。
電話をかけようかとも思ったが、既読がつかないってだけでかけるのも何だか重い気がしてくる。
うーん、と考えた結果、私は優太の高校である△△高校の前で待ち伏せすることにした。
出てくる人達がじろじろと私のことを見てきて、気まずい。
優太も私を待っている時こんな気持ちだったんだ…。
「お、〇〇高校の女の子じゃーん！何してんの？」
私のことをじっと見つめて、何か話し合っている三人組がいるかと思えば声をかけられた。
これ、漫画とかでよくある危ないやつだ…。
「あ、いや、人を待ってるだけです…」
私が途切れ途切れ言うと、きっと私を気の弱い女だと思った彼らは私を囲ってくる。
「でも全然来ないじゃん？俺らと遊び行こうよ」
肩を組まれそうになって、瞬時にそれを避ける。
「困ります…」
3人の間を掻い潜って抜けようとするが、腕を掴まれてしまう。
「いーじゃん。あ、それとも俺らがソイツに言っといてあげるよ。俺らと遊ぶことにしたって」
「っ、やめてください」
振り払おうとしたが、やはり男の力は強い。
男の手はビクともしてくれない。
誰か助けて…と願った時、私の腕を掴んでいた男が膝から崩れ落ちた。
その拍子に手も解放される。
「その子、俺に用あるんだけど」
ほんの一瞬、優太かと思った。
だけど、明らかに違うハスキーな声。
その人の姿を見た途端、男の人達は謝って逃げていった。
「あ、ありがとうございます…？」
「どーいたしまして！」
先程の威圧感はなく、ニコニコとしている彼だが見たことがない。
なんで助けてくれたの…？
「君、岸くんの彼女さんだよね？なにしてるの？」
どうやら優太の友達らしいその人。
すごく丁度いい！
「優太から返信来なくて、それで…」
「えっ、岸くん風邪ひいて休みだよ？」
「えっ！？」
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みく(プロフ) - ココナッツさん» すいません、間違えてパスワード掛けていたみたいです！外しました！大好きって言って貰えて嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年11月20日 18時) (
レス) id: 40f869e6e0 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - あの、この場所ですいません！故意に恋して。のパスワードってどこでわかりますか、？あの作品大好きなので、教えていただけると嬉しいです！ (2019年11月19日 23時) (レス) id: 7e36391c02 (このIDを非表示/違反報告)
ささ(プロフ) - 岸くんの素直で純粋な所にキュンキュンしてしまいました。海人君との絡みもドキドキでした。岸くんから避けられる場面では苦しくて読みながら泣いちゃいました。また続きが読みたいです！ (2019年8月4日 10時) (レス) id: bafeb54348 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 岸くんの真っ直ぐに素直に気持ちを言葉にしてくるところと考えすぎて言葉を省いたり伝えるのをやめてしまうところが出ていて翻弄されてく感じでキュンキュンしました！一か月経った後どうなるのかとても楽しみです！ (2019年7月16日 5時) (レス) id: 1feca42a09 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - kayakoさん» コメントありがとうございます！岸くんに一目惚れされたら人生最高ですね笑勿体ないお言葉ありがとうございます！もう少しで完結ですのでお付き合いいただければ嬉しいです！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: 40f869e6e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みく | 作成日時：2019年7月4日 19時
