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「A、好きだ！」
「ありがとうございます」
「A、重くないか？その荷物」
「大丈夫です
ありがとうございます」
「A、酒飲もう！！」
「今お店の掃除中なので…
誘ってくれてありがとうございます」
「ことごとくフラれてんなぁお頭」
「ありがとうございますって全部に言ってるところがあの子の性格の良さが滲み出てるよな」
掃除してるAの周りをウロウロするシャンクスを見てヤソップ達は話す
「いや…
まだ開店前だっていってるだろ！！！
なんで当たり前のように居るんだい！！」
「そんなカッカすんなってレティシア」
「誰よりも酒飲んでるアンタには言われたくないねヤソップ」
「それにしてもこの前は体調悪そうにしていたが治ったんだな」
「ええ
ただの風邪だからね
スープ食べて一晩寝たらすぐ治ったよ」
「俺もスープ食いたい！」
「俺も〜」
「俺のも頼む」
「寝言は寝て言いな
なんで私があんた達に作るんだい」
「俺も！」
「俺も！こいつの分はいらねーから！」
「何言ってんだお前の方こそよこせ！」
「ギャハハ！レティさん俺にもくれ！」
ガンッガンッガンッ
そう音が響き先程言い出したルウやヤソップ、ベック達含め同じく手をあげたクルー達が頭からプシューと煙を出し床に力なく倒れる
「寝言は寝て言いな」
「あ”い」
「早く起きろお前ら」
「ベックマンテメェ頭硬すぎだろ！」
「お前らと違って毎日受けてるんだ
ナメるなよ」
「誇らしげに言うなバカ」
「どうしたA」
ウロウロとし疲れたシャンクスがその様子を眺めているとふとAもそちらを見ていることに気づき、そう声をかける
「いえ、なんというか...ここの方々は元気ですね
私の住んでいる場所じゃこんな大笑いすることなんてないので…」
そうAが言うとシャンクスは少しAの顔が暗くなったことに気付く
「大笑いしないのか？そりゃ楽しくなさそうだ！」
Aを笑わせようと冗談めかしてそういうシャンクス
「ふふ、確かにこれだけ好きなだけいつでも笑えたら楽しいですよね」
不自然な笑みを作りながらAはそう答える
「なぁAは日本から来たんだろ？
どんな場所なんだ？」
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作者名：ヘアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2022年10月9日 9時
