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「なぁ頼む！会わせてくれよ！レティ！」
「まだ営業時間でもないのになんで当たり前のように入ってきてんだいバカ！！！」
ガツンッと音がするとシャンクスの頭のコブがひとつ増える
「あーぁお頭二日で五つもこぶ作っちまった
おーいレティ！勘弁してやってくれよ
俺達の船長がバカになっちまう」
「最初からだろ！」
「なぁレティ
今日空いて…」
「ない！！」
ガンッ
「なんで二日も滞在してるんだい！さっさとどっか行きな！」
「勘弁してくれよまだ二日酔いが……」
「二日酔いで外で歩くんじゃないよ！
それにあの子は今……」
「こほっこほっ…
ずいまぜんレティさんお水……」
奥から今の気温からしたら少々厚着したAが降りてくる
「どうしたんだい？」
「お水が欲じぐで…
ずみません営業時間まで寝でじまっていだんですね」
鼻声でそういいながらベックマン達を見る
「いいやまだだよこいつらが勝手にきただけ
コップ頂戴、薬も渡すわ
ほら鼻かみな」
「いいでずよ
ごれ以上迷惑…
ってあ、ありがどうございまず」
チーンっと鼻をかむAに薬と水を渡すレティシア
「ほら早く飲んで部屋に戻りな
今会うと面倒くさいやつが……」
そう言いかけると同時にガタガタッと音がする
「(はぁ……)」
レティシアがAの肩越しにそれを見ると面倒くさそうに額に手を当てる
「？」
不思議に思ってAが振り返る
その瞬間ギュッとAの手が握られる
「好きだ」
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作者名：ヘアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2022年10月9日 9時
