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｢はー笑った...
いやいいよ私が食べるから｣
少し意地の悪そうにレティシアがそういうとシャンクスは負けじと答える
｢いやいややっぱり席的にも俺の方が食べやすいだろ？｣
｢どういうことだいそれ
まあ私の席の方があーんしてもらいやすいけど？｣
｢あーん...ッ！
いやいやそんな話してるわけじゃないさ
それにもうレティシアももうおばさ｣
ゴッと音が響く
ぷしゅ〜とシャンクスの頭とレティシアの拳からは煙が出ている
はぁ〜とため息をつきながらもベックマンはその様子を楽しそうに眺める
｢誰が？なんだって？｣
｢なんでぼだいでず(なんでもないです)｣
あわあわとAは二人を交互に見たあとぶたれたシャンクスの頭を撫でる
｢だ、大丈夫ですか？
えっと、もし食べれなかったらシャンクスさんも手伝ってくださいね！｣
場を明るくしようと明るい声でAがそういう
｢はぁ...天使...｣
｢え？｣
｢いや...ありがとうもう治った｣
｢そうですか？良かったです！｣
｢はぁ面白いねぇ｣
｢年下をいじめんじゃねぇよレティ｣
｢大丈夫
私永遠の20歳だから｣
ドヤとそういうレティシア
｢それにしても酒場でしか関わらなかったから知らなかったが
随分金持ちなんだなレティは｣
シャンクスがそういうとレティシアはパスタを一口食べて答える
｢まあ貯金は好きだからね
それにお金が無くなったらその辺の海賊とっ捕まえて海軍に引き渡せばいいし｣
｢あぁそうか
レティシアは海賊狩りもやってるんだったな｣
シャンクスの言葉にAはパフェを食べる手を止め、不思議そうに聞き返す
｢海賊狩り？｣
｢賞金首の海賊を捕まえて海軍に引き渡すことさ｣
｢賞金首...｣
｢ここは人も多いからすぐに見つかるんだ
それに人が多い分暴れるタチの悪い海賊も多いからね｣
｢わぁかっこいいです！
海賊を捕まえるなんて！私もやってみたいです！｣
シュッシュッと腕を動かすAを見て三人は微笑ましそうに笑う
｢だっはっはっ！！
Aに捕まえて貰えるなら、本望だな｣
肘を机についてそう言うシャンクスを見てAは笑って答える
｢ふふふ
私が海賊狩りになってもシャンクスさんたちは捕まえませんよ
皆さんはあんな野蛮な賊なんかじゃないでしょう？｣
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作者名：ヘアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2022年10月9日 9時
