検索窓
今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:26,370 hit

9〜白ひげ海賊団〜 ページ9

【「ねえイゾウお兄ちゃん!!」



「ん?どうした?」



「見て見てー!!サッチお兄ちゃんに結ってもらった!!イゾウお兄ちゃんと一緒!」



「...お、おぉ〜可愛いな!

...オイ、普段サッチには俺の髪があんな風に見えているのか」



「え?あんな感じじゃなかったか?」



「どこがだ!!よく見ろ!」



「あー...?
なぁマルコどこが違う?」



「あんまかわんねぇよい」



「変わるわ

はぁ、A、少しボサボサになってるから結い直そうな」



イゾウがそう言ってAに近寄るとAは恐ろしいものを見るかのようにイゾウを見て後ずさりしていく



「なんで取ろおとするの...」



「あーいや、だからだな?A
それはそれで可愛いがやっぱり...」



「(サッチお兄ちゃんはイゾウお兄ちゃんの髪型にしてくれた...
じゃあイゾウお兄ちゃんはサッチお兄ちゃんの髪型にしてくれる...?)」



ちらっとサッチの方を見るA



「?」



不思議そうに笑顔で首を傾げるとAは頭を抱えてしゃがむ



「やだぁぁぁ!フランスパン!」



「ちょ?それどういうこと?」



「やっぱお前の髪型変なんだよいフランスパン」



「人のこと言えねぇだろパイナップル
ってかお前か?!お前だな!!いやお前しかいねぇ!!Aにフランスパンとか教えたやつ!!」



「あぁそれジョズだよい」



「アイツゥゥゥ?!」



「安心しろA
イゾウの名にかけてパイナップルとかフランスパンにはしないから」



「「オイ?」」



「オシャレだろうよい!」



「オイパイナップルと同格にすんな!」



「この髪型おかしい?」



「いや、Aの髪はおかしくなんてないさ
なんでも似合うからな

ただアイツらは下手くそなんだ結ぶの」



そう喧嘩し始める二人を交互に見るA



「ほら」



ぱっぱっと慣れた手つきでAの髪を2つ結びにするイゾウ



「お揃いは〜?」



「また今度な
簪が必要なんだ」



「ん〜」



少し気の抜けた返事をするとAはイゾウの膝から降りて喧嘩するマルコとサッチの元へ行く



「「?」」



二人は喧嘩する口を止め、Aの方を見るとAはぎゅーっと二人のズボンの裾を引っ張りどこかへ移動させようとしている



不思議に思いながらも特に抵抗することなくついて行くと二人は椅子に座らされた



「「?」」



二人で顔を見合わせるマルコとイゾウ】

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
317人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2022年12月3日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。