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「バカ言ってんじゃねぇよい！！」
突然後ろからそんな声が聞こえAは振り返る
そこには特徴的なパイナップルが怒り心頭の様子で二人を見ていた
後ろには白ひげとそのクルーたちがいる
「え、みなさ...ッ！」
「オレたちが、そんなことでお前を嫌いになるわけねぇだろうよい！！」
「え...え？！」
話、聞かれてた...？！
そう察した瞬間モヤモヤしていた胸の内など消され、カァッと顔を赤くするA
マルコはズンズンとAに近づいた後Aの肩に頭を乗せた
「はぁ...元気ねぇから心配してたのに...
そんなことかよい...」
小声で安心したようにつぶやくマルコ
Aはそんなマルコの様子を見てなんとも答えられずにいるとポンッと頭に手を乗せられた
ぱっと目の前を見るとイゾウが目を細めながらAを見ていた
「イゾウ...さん、」
「そう怒るなマルコ
Aに信用されることの出来なかったオレたちの過失だ
悪かったな」
「そ、そんな！！」
「A」
「？」
「俺たちはAを応援する
そっちに行ったって俺たちは家族だ
必ず遊びに行くし、いつ戻ってきたっていい」
思ってもいなかったイゾウの言葉に目を見開くAしかしすぐに嬉しそうに笑うとまた泣き始めた
「あっありがとっ...ぅございばす...！」
「全くいつまで経っても泣き虫だなAは」
「うぅ...」
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作者名：ヘアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2022年12月3日 9時
