11〜ロジャー海賊団〜 ページ11
【「おーい！バギー！！ロジャー船長から貰った金であそこの店行こうぜ！！」
「ふん！！誰がお前と行くか！
俺はちょきんするんだ！」
「んな事言っていっつも使い切ってるだろ？
ほら！行こうぜ！」
「うおっ！バカ！！引っ張んな！」
「きゃあ！」
バランスを崩したバギーがよろけるとちょうどそこにいた同い年ぐらいの女の子にぶつかった
「！わ、悪ィ！」
「ううん！私もごめんね！
！ねぇねぇ、君たちどこから来たの？」
「はっ？」
突然話を続けられ聞き返すバギー
しかしシャンクスは特に気にしない様子で答える
「俺達海賊だからな！
旅してんだ！」
「！わぁ！海賊？！
おやじ達と一緒だー！」
「え？お前の父ちゃんも海賊なのか？」
「ううん！」
「は？！なんなんだよお前！」
「怒鳴んなってバギー」
「うっせーシャンクス！！」
「あ？！なんだと？！」
そうふたりが掴みかかろうとした時誰かが2人の首根っこを掴む
「島の人がいる前で変なことするんじゃない」
「レイリーさん！だってよコイツ！！」
「はぁ？！お前だって！」
「悪かったねキミ
怖い思いをさせた」
「ううん！全然怖くないよ！
ねえおじちゃんも海賊？」
「あぁ、いかにも」
「そっか〜...」
少し考えるような素振りをするA
「キミはここの子か？」
「ううん！私お兄ちゃんたちに着いてきたんだ
実習？するって言ってた！」
「へぇ」
ギャァギャア騒ぐバギーとシャンクスを見たあとAはレイリーに聞く
「おじちゃん達は悪い海賊？」
「さぁ、それはキミの想像次第だね
まあ少なくとも良い人では無いが」
「うーん...良い人...だと思う...？」
「じゃあ、いい人だな」
「じゃあ教える！」
顔をバットあげるA
「ん？」
「あのね、今ここ、海軍がいるから早く帰った方がいいよ」
「海軍？」
三人は当たりを見渡す
しかしそこには所々人だかりがあれど海軍の姿が見えない
「居ねぇじゃねぇか！！嘘ついたな！！」
バギーがそう怒鳴るとAはむっとして言い返す
「うそじゃないもん！！！」
そういうも周りにはそれが真実だと証明出来る人はいない
疑いの目をかけるシャンクスとバギーにAは不貞腐れたようにそっぽを向く
「もういいもん...ガープおじちゃんに捕まっちゃえ」】
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作者名：ヘアリー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時：2022年12月3日 9時
