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「追いかけるな?!」



元帥に繋がっている電伝虫に向かって海兵達は聞き返す



「我らは海軍
民衆の安全の方が大事じゃ

四皇を相手に戦っても民衆に被害が及ぶだけ
我らに得はない

もちろんこれは世界政府の決定じゃ
違反したものは政府に仇なす者として然るべき対応をする」



それだけいうと元帥は電伝虫をきる



「…まあ納得はいかぬがそういうこともあろう
お前達!
本部に戻るぞ!!」



一人の将校がそういい、去っていくと他の海兵達も動き始める



「(確かに政府にとってわざわざアレを追いかける必要はない
でも引く必要だってない
戦力を少し分けてあっちに向かわせてもいいだろう

それをしないってことは…)」



海軍本部を見上げるクザン



「(政府はAを保護させたくないのか…?
それどころかCPを派遣して殺そうとしてたのか…

いや、考えすぎか)」



腑に落ちない顔で口を閉ざすクザン



「チッ…海賊を見逃すなどと…
…じゃが政府がわざわざ通達してきたんじゃ
たかだか中将が元帥に逆らわん方がいいじゃろう

上陸することもなく何しにきたかは…気になるがのう」



「A…」



「何?」



「Aが攫われたって言ってたけどォ〜?」



いつもと変わらない声色ながらも目には鋭い光を持ったボルサリーノがクザンを見る



「何?!」



「「?!」」



ガープやセンゴクなど他の将校達もその言葉に驚く



クザンにその場の全員の視線が集まる



「言った」



その瞬間ドガッと鈍い音がしてクザンの体が吹き飛ばされる



「!ボルサリーノ!!止めんか!!」



サカズキが牽制の声をあげる



蹴られたお腹を抑えながらクザンが起き上がる



「君は一緒にいたんだよねェ〜?
なんで、それで攫われるんだァ〜い?」



クザンは立ち上がると答えることなく本部に戻っていった



「ちょ、ク、クザン中将…!」



部下は困ったようにクザンとボルサリーノを見た後ボルサリーノ達に敬礼をしてクザンの後ろをついていった



「つれないねェー」



ぼそっとそう呟くボルサリーノ



「クザンがあんな様子じゃ今は詳しい話は聞けんじゃろ
ガープ中将」



諌めるようにサカズキが名前を呼ぶ



名前を呼ばれたガープは拳を強く握り下を向く



「またか…」



ガープが悔しそうにそう呟いた


ーーーーー
一応自分なりの夢主ちゃんの想像でする

3〜白ひげ海賊団、赤髪海賊団〜→←1



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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2022年12月3日 9時

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