7. ページ8
.
凪sid
Aが俺を構ってくれるのは、俺にサッカーの才能があるから
サッカーを辞めたりこれ以上強くなる見込みがないと思われたらAは俺の事を見てくれなくなるし、そうなったら他のやつの所に行ってしまうんじゃないか
そんなの嫌だ…
Aがいなくなるなんて考えたくない…
ずっと一緒がいい…
初めての感情に俺はどうすれば良いのか分からなくて、けどこの感情をAに押し付けたりしたらAは面倒くさいと思うんじゃないかと考えて…
頭の中がぐるぐるする
貴『凪さん？どうかしましたか？』
今の俺はとてもみっともない顔をしているだろう
だから見られたくなかった
貴『…！』
凪「…」
俺は腕をAのお腹に回して自分に引き寄せるようにギュッと抱きしめる
そして肩に頭を置いて顔を見られないようにした
貴『凪さん、ほんと大丈夫ですか？何かあったんですか？』
凪「……
一緒に寝よ『は。』」
固まるAに照れているんじゃないかと自分の都合のいい様に考えて少し嬉しく思う
こういう気持ちって何て言うんだろう
玲王に聞いたら分かるかな
貴『いや流石にそれはダメですよ、御影さんに怒られます。私はソファーで寝るので凪さんはベット使って下さい』
凪「なら俺もソファーで寝る『何でそうなるんですか』一緒に寝てくれないと毎日この部屋来るし上の人に部屋きた事バラすよ」
確かに玲王に俺がAと一緒の布団で寝たとバレたら怒られるだろう
友達と言っても男女、玲王は案外そういう所しっかりしてるし
けどAも選手を部屋に入れてるなんてバレたら上の人に怒られる
それを分かっていて言った言葉
凪「玲王には内緒にしとくしAにも何もしない、ただ一緒に寝るだけだから」
お願いと、俺はAの耳元で囁いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 529人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
coco - これで完結？ (12月30日 23時) (
レス) id: 5b00a62990 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クケ | 作成日時：2023年1月17日 18時
