退屈な人生②【ブルーロック】 (ページ3)

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貴『はぁ…はぁ…』

凪「何で教えてくれなかったの、ここにくる事」

貴『一応スタッフとしてなので内部情報が漏れないよう家族と学校以外には言ってはいけなかったんです』

凪「それでももっと早く会いに来てくれたら良かったじゃん」

貴『色々とする事があったので「あいつらとご飯食べる時間は有るのに俺に会いにくる時間は無かったの」ゔっ、ぐるじっ』ｷﾞｭｰ

え、凪さんってこんな性格だったっけ

凪さんのいるチームVは問題も怪我人もほぼ無いから私が行く理由もなかった(怪我人が出たとしても軽い怪我だったから他のスタッフだけで事足りていたし)

そう伝えるが凪さんの気は治らず、また腕に力が込められてくる

酸欠になる…

剣「なあその人顔色悪くなってる気がするけど」

玲「そうだぞ凪力入れすぎ」

凪「玲央はムカつかないの」

玲「ちょームカつく」

凪「でしょ」

貴『あの。私今怒られてるんですか。』

凪「当たり前」ｷﾞｭｰ『じぬじぬじぬ』

相変わらず腕を解いてくれない凪さんに私は割とまじで意識が飛びそうだった

てかこの人こんな力でんの。

普段練習とかサボってるくせにっ。

国「おいその辺にしとけ」

貴『國神さんっ』

凪さんの肩に手を置き止めてくれる國神さん

良いタイミングでいつも止めに入ってくれるまさしくヒーローだと思う

凪「…部外者は黙っててよ」

國「部外者じゃ無い俺たち皆のマネージャーだろ、霜月さん大丈夫か？」

貴『は、はい……っﾋｯ』

凪「…」

その時此方を見る凪さんは先程よりもさらに機嫌が悪そうで、私はこれ以上言葉を発さないよう口を閉じた