退屈な人生②【ブルーロック】 (ページ18)

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貴『…これ絶対消えない……』

鏡で自分の首を確認するとそこには先ほど凪さんにつけられた赤い模様が一つ

しかもちょうど服では隠れない所でいつも通りにしていれば丸見え

明日は絆創膏はるか…

…

…

…

玲「…」

斬「ｽﾋﾟｰｽﾋﾟｰ」((就寝

凪「……ヒリヒリする…」

玲「お前が悪いんだからな」

凪「だってしたくなったんだもん」

Aに叩かれた頬は少し赤く腫れておりヒリヒリとした痛みが襲ってくる

あの後Aは怒って部屋を出ていってしまった
(いつも通りの無表情だったけど多分怒ってた)

何がそんな駄目だったんだろ

玲「…なあ凪、

ぶっちゃけお前ってAの事どう思ってんの？」

凪「どうって友達でしょ」

玲「ほんとにそれだけか？」

訳のわからない事を聞いてくる玲王に対し俺は頭にハテナを浮かべた

友達以外に何があるんだろ

玲「〝恋人になりたい〟って感情はねえの」

凪「恋人？」

玲「そ、Aを彼女にしたいとか」

凪「考えた事ないや
別に今の関係性で満足してるし」

玲「でもこの先Aに彼氏が出来たらどうすんだよ」

凪「俺から離れないなら作ってもらってもいいかな、あと2人きりとかには絶対させない」

玲「それ付き合ってる意味ねーじゃん

はーあ、お前がそんなにAが好きだったとはなー。しかも案外独占欲の塊ときた」

「Aも大変なこったで」と言ってゴロンと仰向けに寝転ぶ玲王

俺がAを好き？

それは玲王と同じで友達として？

ふと、前に玲王に聞こうと思っていた事を考える