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音のない部屋はAの泣く声だけが小さく響いた。
きっと俺と付き合ってからのこの数ヶ月は、
この話を打ち明けてるれるまでいろいろAなりに考えて努力してくれた期間だったんだと思うと、もっと早く話すタイミングを与えてあげてれば楽にさせてあげれたのかもなんて思った。
Aの心の傷は早々簡単には癒やされない傷だ。
話を聞いただけでも、俺の心もズタズタで張り裂けそうなくらいなのによくAはここまで耐えてきたなと褒めてあげたいくらいで。
『よく頑張ったね。Aえらかったよ？
俺に話してくれてありがとね？』
「んっ…」
『俺のことも怖かったら、蹴っても突き飛ばしてもなにしてもいいからね』
「…たつやくんだから…
たつやくんだけは、大丈夫なのっ…」
これもAの優しさだ。
俺を悲しませないためにと少し無理をする。
不意に抱きしめたとき、
ビクッとする小さな背中に俺は気がついてた。
今まではずっと、びっくりして？恥ずかしいから？ なんて思ってたけど、やっと点と線が繋がった。
「…たつやくんっ…」
『ん？』
「おねがいっ、… 私のこと、嫌いにならないでっ…？」
真っ赤な目をして俺をまっすぐ見る。
嫌いになんて、
『絶対なんない。ほんとに、愛してる』
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ほの - 実玖さん» 私もしょっぴーとふっか好きです！ちなみに私はめめ推しです！ (2019年10月29日 17時) (
レス) id: 09e43cf4c2 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - ほのさん» ありがとうございます！誰担か…と言われるとしょっぴーとふっかさんよりのオール担…ですかね！でもみんな結局大好きなので選べません(泣) (2019年10月29日 0時) (レス) id: 14ab37bdb1 (このIDを非表示/違反報告)
ほの - 今日見始めました。読みやすいし楽しいし最高です。質問ですけど作者さんは誰担ですか？ (2019年10月29日 0時) (レス) id: 09e43cf4c2 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - mikkyさん» いつもかなり、んー、ふっかさんならどう言うかなぁって考えながら書いてるので、ふっかさんらしく書けてるのであれば嬉しいです！ (2019年10月14日 6時) (レス) id: 14ab37bdb1 (このIDを非表示/違反報告)
mikky(プロフ) - 全ての言葉・言動がふっからしい。こういう風なんだろうなって読んでいてハマってしまいました！またの更新待ってます^ ^ (2019年10月14日 4時) (レス) id: fd56c0dfc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実玖
| 作成日時：2019年9月28日 23時
