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お風呂からあがるとすでにふっかさんはベッドの上でごろんと寝そべってた。
ふっかさん？と声をかけると、ポンポンと自分の隣を叩いて「きて？」と言う。
テレビとかユーチューブで見るメディア用のかっこいいふっかさんも好きだけど、この髪の毛もべつに整えてるわけでもなく、ダボッとした部屋着を着てるごくごく普通の男の子なふっかさんも私は大好きで。
「ふっかさん、」
『なーに？あ、ねぇちがうでしょ』
「え？」
『たつやくんでしょ？』
「たつやくん…」
『ふふふっ、なーに？笑』
「いじわる…」
『Aにだけね？』
こういうさり気ない一言から
あぁ、特別扱いされてるんだって自惚れちゃって。
すごい嬉しいなって。
「眠いよ…」
『うん、寝よっか。A今日もお疲れ様。』
「たつやくんも…お疲れ様でした」
『ふははっ、ありがとう』
慣れないながらもたつやくん、と呼ぶと
嬉しそうに1回1回笑ってくれるたつやくん。
こんなふうに別の女の子に笑いかけたりしないでねって心の中でお祈りしてたら、たつやくんの匂いでいっぱいになって抱きしめられてることに気がついた。
『顔に出てるよ(笑)心配なんていらないよ
全部ね、Aだけになのよ俺は。』
「私にだけ、なんてわがままですよね…
たつやくんのとかSnow Manのファンの人はいっぱいいるんだから、そんなこと私は思っちゃだめなんです…」
私だけ独り占め、なんてそんな図々しい。
私よりもジャニーズのたつやくんを早く知って、
遠いところまでライブ観に行って、お金と時間を費やしてる子たちはたくさんいるのに。
たかが出会って数カ月の私には、そんな権利ない。
そう思ってた。
だけど、
『なにがいけないの？俺はAが好きで一緒にいてもらってるのに。もちろんファンの子たちも大事だよ。ファンの子たちがいなかったら俺らはやっていけないから。応援してくれてるのがすごく支えになってる。だけど、こうして俺のそばにいてくれて、安心できる場所を作ってくれてるAにはもっと感謝してるし大事だと思ってる』
「たつやくんっ、…」
『ジャニーズの深澤辰哉は知ってても、普段の俺を知ってるのはAだけでじゅうぶん』
「ありがとう…」
『こちらこそ、いつもありがとね』
ゆっくり眠るんだよ、と耳元で聞こえた声と瞼に落ちた小さなキス。
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ほの - 実玖さん» 私もしょっぴーとふっか好きです！ちなみに私はめめ推しです！ (2019年10月29日 17時) (
レス) id: 09e43cf4c2 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - ほのさん» ありがとうございます！誰担か…と言われるとしょっぴーとふっかさんよりのオール担…ですかね！でもみんな結局大好きなので選べません(泣) (2019年10月29日 0時) (レス) id: 14ab37bdb1 (このIDを非表示/違反報告)
ほの - 今日見始めました。読みやすいし楽しいし最高です。質問ですけど作者さんは誰担ですか？ (2019年10月29日 0時) (レス) id: 09e43cf4c2 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - mikkyさん» いつもかなり、んー、ふっかさんならどう言うかなぁって考えながら書いてるので、ふっかさんらしく書けてるのであれば嬉しいです！ (2019年10月14日 6時) (レス) id: 14ab37bdb1 (このIDを非表示/違反報告)
mikky(プロフ) - 全ての言葉・言動がふっからしい。こういう風なんだろうなって読んでいてハマってしまいました！またの更新待ってます^ ^ (2019年10月14日 4時) (レス) id: fd56c0dfc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実玖
| 作成日時：2019年9月28日 23時
