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32枚目 ページ32

貴方side



『コネ、、シマぁ!』


目の前に現れた友人の存在に安堵すると同時に、涙が出てくる。
足の痛みも忘れて走り出し、コネシマに抱き付けば、コネシマは少し驚いたような声を出した。


「うおっ!?、、ちょAどしたん?!」


『コ〜ネ〜シ〜マぁ〜!!』


張り詰めていた緊張感が解け、安堵も混ざって力が抜ける。
へにゃりと力無く床に座り込めば、コネシマも私の目線を合わせる為にしゃがんでくれた。


「、、お前こんなボロボロになってどうしたん?あとここどこ?」


『私もよく分かんないけど、、多分夢。悪夢。』


背中を一定のリズムで擦り、落ち着かせてくれる。
ある程度落ち着けば、会話も出来るようになり、コネシマの質問に答える。


「夢て、、。お前こんなリアルな夢あるか?普通に考えて。」


『しょうがないじゃん。昨日だっておんなじ状況だったし、、。』


「昨日?」


そうだ。
昨日のトントンの夢、シャオロンにしか話して無かったんだ。


『うん。今朝私魘されてたって言ってたじゃん?』


「おん。それで俺と大先生がお前起こしてん」


『そうそう。その、、魘されてた夢、、の事でさ?今の状況と酷似してるんだよね?』


「、、じゃあAこんの意味分からん空間で夜一人夢見とったんか?!」


『いや。一人じゃ無かったけど。』


そこまで言うと、訳分からんって顔をしていたコネシマの顔が、少し固くなったと言うか、表情が強ばった感じがした。


「そ、、か。じゃあ昨日誰と会ってたんか?何してたん?二人っきり?俺の知っとる奴か?」


『えっえっ??ちょ、、どうしt((「答えろや。」


ギュっと手首を掴まれる。
次第に力は強まっていって、コネシマの爪が皮膚に食い込んでいく。


『い゛っ、、痛い、、コネシマっ。』


「はよ答えろ。」


いつもの冗談を言い合えるような雰囲気では無い。
私を捕えて離さない、酷く冷たい目。


続く

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はゆり - え?皆さん私モテ知っていますか?私すごくその漫画が好きでこの小説で出てきて興奮しました。作者様も私モテのファンだと嬉しいです。(25話) (7月28日 22時) (レス) @page25 id: 647d51317b (このIDを非表示/違反報告)
るーるー。(プロフ) - うお。怖い。これは、、、ホラー?ま、いいや。タイトルからなんかゾクッときてしまいました。展開がとても気になります。更新頑張ってください。 (4月26日 15時) (レス) @page39 id: a2c8966320 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - 大戦犯さん» 解いてます!期限付きなのでどうぞお楽しみください! (2023年3月15日 19時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
大戦犯(プロフ) - パスワードが、パスワードが解かれている!!キェェェェェェェェ(歓喜) (2023年3月15日 14時) (レス) id: 8079df56ee (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - ぱんけーきさん» ぱんけーきさんコメントありがとうございます!体の一部ですか?!むしろどこら辺が欲しいのかで話は変わって来ますが、取り敢えずそう言って頂けて、とても嬉しいです。ありがとうございます! (2023年2月2日 19時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年11月26日 11時

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